今回は『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』の紹介をします。

 

 


【評価】(A~C)
 B+

【概要】
この本は、チェックリストの有効性について書かれた本です。
医師である著者が、なぜチェックリストに着目し、どのように導入したかという経緯が書かれています。
また、導入したときの失敗とその改善についても触れられています。

【感想】
以前のブログにも書きましたが、仕事で使うチェックリストをどう作るべきかヒントが知りたくて、この本を買いました。

本の内容自体はノウハウ本ではなく、ストーリー仕立てで著者が経験したチェックリストの有効性やその導入方法が書かれています。
そのため、私は本を読みながら自分の仕事に当てはめて考え、メモをまとめる方法でこの本を読みました。
すぐに、チェックリストに関するノウハウが欲しい人には少し当てが外れた本かもしれません。

ただ、一度チェックリストについて深く考えてみたい人には良い本だと思います。
私もこの本を読んで、仕事で使うチェックリストについてよいアイデアが浮かびました。


**その他のビジネス書の感想は、こちらをご覧ください。

今回は『こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義』の紹介をします。

 

 

 


【評価】(A~C)
 B

【概要】
この本は、一般的に知られているお金に関する知識の間違いを説明し、正しいお金の知識について書かれた本です。
著者は投資会社の社長であり、実際にお金を運用する側の観点から、お金の正しい扱い方を知ることができます

【感想】
内容としては、よくあるお金に関する基本的な知識を学ぶ入門書と同じでした。
ただ、その中でも著者独自の考察もあり、その部分ではなかなか興味深かったです。

例えば、以下は勉強になりました。
・入りやすい保険ほどリスクが高い
・高くても希少性があるものは価値が下がらない
・長期資産形成でのリターンは5~7%が理想
・長期預金より国債(結局国債の金利に影響されるため)


初めてお金の運用について学ぶ人にはオススメな本だと思います。

 

逆に、ある程度お金の運用について学んだ人は、少し物足りないかも知れません。

週末帰省した時に、暇つぶしで『人生に失敗する18の錯覚』を読みました。

 

 


行動経済学の立場から、人間が陥り易い錯覚とその失敗が書かれていて、なかなか面白かったです。

せっかくなのでいくつか例を紹介したいと思います。

■人生に失敗する錯覚
1.興奮状態
誰もが経験があると思いますが、興奮していると正しい判断ができなくなります
思いがけず良い商品に出会ったり、お酒が入って気持ちが大きくなっていたり、嬉しい事があって気分が高揚していたりすると、普段取らないような行動を取ってしまって、あとで後悔しがちです。
一歩立ち止まって、自分の精神状態と、判断する事柄の重要度を考える必要があると思いました。

2.成功体験
企業経営でもよく言われますが、一度成功体験をしてしまうと、どうしても同じ事を繰り返してしまいがちです。
これが裏目に出ると、成功した方法のリスクを過小評価してしまい、大きな失敗を引き起こしてしまうこともあります。
成功した要因はなんなのか、同じ方法がいつまで通用するのかなど、成功したときも失敗したときと同じくらい分析が必要だと思いました。

3.損失回避
これは、オプションを失うのを回避しようとして、合理的でない判断ができなくなるというものです。
例えば、あと少しで○○という商品が無くなる(または割引がなくなる)と聞くと、普段興味が無いものが、突然興味を引くようになります。
これは人間が、選択肢をより多くもっていたいという本能があるからだそうです。
選択肢が減ることに気を取られている場合は、客観的な判断は出来ていないと判断したほうが良さそうです。

4.サンクコスト
サンクコストとは埋没費用のことです。
昔10万円だったものが、今は1万円の価値しかないとすると、9万円がサンクコストにあたります。
あるいは、今まで10万円投資してきたから、今さらやめられないといった場合の10万円もサンクコストです。
しかしこの埋没してしまった費用に重点をおいて、結果として全体でより大きな損失をしてしまうことが良くあります。
ちょうど、公共事業なんかでこういった問題が良く取り上げられます。
あくまで、今の価格、将来の損失で評価するということを頭に入れておく必要があります。


こういった錯覚は、ちょうどダマシ絵と同じで、わかっていても引っかかってしまう(そう見えてしまう)というのを本を読んで感じました。
こういった錯覚から抜け出すには、第三者の意見や、チェックリストなど、自分の錯覚に依存しない判断の仕組みが必要だなと思いました。

今回の参院選ですが、正直投票する政党がなくて困っています

 

・与党

実績はあるが、長期政権による弊害が目立ってきている。

・野党

与党との差を出すために極端な政策(実現性が低い、大きく現状を変える政策)や、なんでも反対が多い

 

政治の構造上仕方ないと思いつつ、こういう政党があったらよいなと思って考えてみました。

・中道

 特定のイデオロギーにとらわれずバランスが良い。

・与党をチェックできる

 すべて反対でなく、状況で必要に応じて賛否ができる。
・タレント議員や、イデオロギーが強い議員でなく、実務型

 実現可能な政策提案ができる。

・無党派感覚で一般的な会社員の感覚を代表

 一般的な会社員が賛成する政策。

・一般的な経済理論にのっとった経済政策
 メジャーな経済理論を踏まえた経済政策が提言できる。(出展を提示できる)

・活動に必要最低限な大きさ

 むやみに大きくなることを狙わない。政党の狙いに合った規模を維持。
・イデオロギーの可視化している

 各政策で左右どちらのイデオロギーか、それはなぜかを明言している。

・活動可視化とWebでヒアリング

 自身の政策や、他の政党について客観的な報告を定期的に行ってくれる。

 Webを使って支持者から定期的にヒアリングを行う。それを公表して方針を決める。

 

こう書くと無味乾燥で、若干官僚的なので、熱が無く指示を得られないような気がしますが、こういう政党が1つはあってもよいのではないかと思いました。

※ この記事は2013年4月の記事を更新したものです。

 

ここひと月の間、家の用事と仕事がとても忙しい状態でした。
多くの人が経験する事と思いますが、仕事と家庭の2つのトラブルを平行して解決する状態が続きました。

その中で、改めて感じたのが、計画的に休む事の大切さです。
具体的には、問題解決と同じ重要さで、心身の健康の維持にも力をいれることが大切だと実感しました。

これには次の理由があります。
■健康維持に気を使う重要性
・問題へ効率的な対処ができるようにする
・長期的な問題にも取り組めるようにする
・問題解決後に元の生活リズムに早く戻れるようにする



今回私が健康を維持するために行ったことは次の対応です。
■トラブルが起こった際の健康維持
(1)十分な睡眠と栄養
これは健康維持の基本です。
決まった時間に、バランスのよい食事を十分とりましょう。
また、睡眠の質が上がるように、いろいろな工夫(運動、ストレッチ、就寝前の習慣等)をします。

(2)健康状態についてPDCAを行う
必ず毎日の自分の健康状態と、問題点のチェックを行います。
不調な事があれば、無理をしたり、頑張って乗り越えたりせず、必ず対策をとります。

(3)何もしない休みの日を作る
本当に緊急のことでなければ、1、2日は問題に対応しなくても済む時間を作れるはずです。
問題に対応するために、休みが必要ということを意識して、休む日も計画にいれます。
問題から離れて、まったく違うことをする時間をつくると良いと思います。

(4)完璧を求めない
100%完全に物事を進めようとすると逆に効率が悪くなったり、負荷に対して成果は小さくなったりします。
たまには人に任せたり、妥協をして、80%位の達成率を目標にします。


みなさんも仕事や家庭の事情で負荷が高まったときは、無理をしてがむしゃらに頑張るのではなく、健康の維持もトラブルと同じプライオリティーで扱って、問題に取り組んでいただきたいと思います。