※ この記事は2012年7月の記事です。
 

最近ニュースで、いじめの自殺に関する、報道が行われています。
今だにこういった事件がなくならないのが、残念でなりません。

このような、いじめに関する報道を見ると思い出すのが、私の中学校で行われていた対策です。
あくまで、生徒側から見えていた解決策なので、実際は先生の方でもフォローをしていたと思いますが、県内でも有名な荒れていた中学でそれなりに効果をあげていました

どんな方法だったか、以下に書きます。

■私の中学でのいじめ対策
1. 事前に匿名のアンケートをとる。
2. 全員参加の学級会が開かれる。
3. イジメた側が事実について説明を行う。

  →1のアンケートと矛盾しない説明を求められます。
4. クラス全員で問題点と解決策を議論する。
5. 4についてクラス全員で、対応を決定する。

6. イジメた側が被害者に謝罪し、5の決定守ることを被害者に約束する。(クラス全員が証人になる)
7. イジメた側は反省文を提出する。


基本的に2~6は学級委員主導し、先生は口を出しません
この、クラス全員に主体性と責任を持たせるというのが、その後のイジメ発生を防ぐ大きなポイントではないかと思いました。

当然いじめの内容や、学校の環境によって対策は変わると思います。

 

ただ、1つのポイントとして、いじめが発生しないクラスにはそういった雰囲気があると感じました。

組織が異動になると、ついて回るのが新しい上司との関係の作り方だと思います。

 

私はITの仕事をしているので実際ラインの上司と、現場の上司はいろいろ変わることが多いです。

また、プロジェクトが変わるたびに客先の組織の役職者との関係は常に意識します。

 

そんな中で、いくつかの本を読んで上司マネジメントの基本について学んだことをまとめてみました。

 


■上司マネジメントの基本

1. 上司の役割を意識、戦略的に活用する

 まず上司が会社から与えられている役割(機能)を整理します。

 また、自分にとって問題となる上司の動きも整理します。

 そして、使うべき機能を最大限使い、問題行動を減らす対策を取っていきます。

 

2. プロセスに沿って上司と関係を作る

 ・上司を知る

  性格、業務内容、会社から指示されている事等、関係を構築するのに必要な情報を集めます。

 ・自分の事を知ってもらう

  同じく、自分の強み、弱み、キャリアイメージなど、上司に知っておいてほしいことを報連相や面談を通して伝えます。

 ・信頼関係を作る

  必要な情報を必要な時に報告する、提言をする、上司の仕事を手伝う事で信頼関係を築きます。

 

3. こちからリードして上司の機能を活用する

 1で把握した上司の機能を先手を取って活用していきます。

 例)意識して技術を盗む、自分のキャリアと評価が結びつくようにこまめに相談する


 

ちなみに、部下のマネジメントのセミナーや本は多いのですが、上司のマネジメントに関してはかなり少ないです。

 

 

 

ということで、これらの本の内容と経験をまとめたセミナーを開催します!

 

今回は初開催で、値段も1500円とお得です!

是非職場の上司との関係で悩んでいる方はお気軽にご参加くださいニコニコ

先週に引き続き、今週も研修に関するお話です。

 

最近世の中的にも、IT業界的にも「考える力」の重要性がよく聞かれます。

「考える力」の重要な理由は主に次の3つと思います。

 ・AI時代に人間が担う分野が人間らしく"考える分野"だから

 ・VUCAの時代では考えて動ける人材でないと適応できない方

 ・一方でネットや産業の発展で考える力落ちている

 

そして、この「考える力」の強化につは次の3つの視点が必要と感じています。


1.繰り返し鍛える

「考える力」というのは筋肉と同じように、多くの事を考えられる知的筋力とそれを続けられる知的筋持久力の2つが必要です。

 

しかもこれは1回の研修やツールを覚えただけでは身につかず、繰り返し訓練することで初めて身に付くものです。

ただ、現在の若者はネットですぐ正解が手に入り、またSNSの短文のやり取りで長文読解も機会が減り、考える機会が減っています。

 

ですから、その人に合ったレベルで段階的に、長時間、指導を受けながら訓練する必要があると思います。

将来は今の体を鍛えるジムブームのように、脳ジムができるかもしれません。

 

2. 左脳と右脳を鍛える

脳の使い方を学ぶと必ず出てくるのが、この左脳型と右脳型の両方を意識して使う事です。

・左脳型:ロジカルに考える(ロジックツリー、フィッシュボーンチャート)

・右脳型:発想、直観の考え方(KJ法、ブレーンストーミング)

 

論理的思考のツールもそれぞれ存在するので、両方を別々に意識して使いこなせる必要があると思います。

(マインドマップは一挙に両方を鍛えられます)

 

3. 抽象化と具体化の能力

2. の左脳型の論理的な思考の中でも、「抽象化する能力」と「具象化する能力」があります。

特に抽象化はコンセプチュアルスキルと呼ばれ、答えのない時代に考えを応用する、全体構造を理解するのに必要な能力です。

 

今どの階層の話をしているのか、必要なのは具体化か抽象化なのかを理解して、話す・考える力が必要になります。

 

ツールとしては図解や要点のまとめがよいようです。


これらは恐らく今までは生活や仕事を通して自然に身についていたものが、今は身につきずらくなっていると思います。

また、AI時代では、今までの思考レベルでは通用しなくなってくると思います。

 

残念ながら、上記を体系的に設計&プロセス化し、訓練する仕組みがないので、まずは自分で取り組んでいきたいと思います。

「これから必要な学校、新入社員教育ってなんだろう?」というのは、企業の研修に関わる人ならだれもが考えることだと思います。

 

個人的には、学校=「社会人」を育てるところで、必ずしも「会社人」を育てるところではないと思います。

一方で、「社会」と「会社」は切っても切り離せないので、非常に難しいところではあります。

 

そんな中、今週見たTV番組では、大正時代の教育改革を通して現在の教育を考えるというテーマで興味深い話がされていました。

 

「100年前の教育改革~大正新教育の挑戦と挫折~」

https://www.nhk-ondemand.jp/goods

 

■大正時代の教育改革

・真理を教えるのではなく、探求の仕方を教える

・画一指導でなく個人に合わせる(現実に合わせる)

・個人の持つ一芸を伸ばす

・ただし、実際にこれを軌道に乗せるやり方や社会の理解が必要

 

この内容はまさにこれからのVUCA、AI時代に必要な能力を育てる教育だと思いました。

明治、高度成長期のような、画一的で方向性が明確な時代と異なった、変化が大きい時代に生き残る人材の教育です。

 

特に、AI時代に生き残る仕事は次の3つといわれています。

■AI時代に生き残る仕事

・人間的な深い考察思考ができる仕事

・創造的なアイデアを作り出す仕事

・対人関係の仕事

 

そういった時代にこの教育はまさにぴったりだと思いました。

 

ただ、話は簡単ではなく、それに耐えられる学校の仕組み、さらに、上記のように育った人材を生かせる会社組織が必要になります。

(ただでさえ、現在の若者の学生⇒社会人適応のための新人研修で苦労している身としては、頭が痛いですが・・・)

 

 

逆に言うと、こういったことに適合できない会社は生き残っていけないのだろうなと思います。

今回は仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則の紹介をします。

 

 


【評価】(A~C)
 B

【概要】

イギリス人ビジネスコーチが書いた、タスク管理手法の本です。

・第一部 タイムマネジメントの基本的な考え方

 (1)明確なビジョンを持ち、しないことを明確にする

  (2)1つの事に集中する

 (3)少しずつ頻繁に行う

  (4)期限を付ける

  (5)クローズリストを使う

  (6)割込みを減らす

  (7)コミットメントと興味を分ける

・第二部 マニャーナの法則

 ・TODOリストでなくクローズリスト、Will DOリストの活用

 ・明日でよいことは明日やる

 ・最優先の仕事をファーストタスクにする

・第三部 さらに優れたシステムへ

 ・先送りを防ぐ工夫

 ・タイマーを使った集中をする仕組み

 ・プロジェクト型タスクの進め方の工夫

 ・仕事への抵抗感を減らす工夫


【感想】

私は過去に、GTD、ポモドーロテクニックの本を読み、実践してきました。

この2つと同じで有名なのがマニャーナの法則なので、夏休みを利用して読みました。

 

〇良かった点

脳の仕組みを前提にしたタス管理手法(他の手法の正当性が分かった)

・多くの手法がGTD、ポモドーロテクニックのと重なっており、この1冊でタスク管理の基本がわかる

・具体的な手法が多く、実践しやすい

〇気になった点

・手法自体はGTD、ポモドーロテクニック+アイゼンハワーマトリクスで網羅できる内容(有識者には発見は少ない)

・細かなテクニックが多く、全体的なタスク管理プロセスが分かりづらい

 

 

結局私の場合は、既に別の手法を実践していたので、気づきが少なかったわけですが、

逆に始めてタスク管理を学ぶ人には大きな知識が得られるのではと思いました。

 

 

なお、タスク管理の改善に興味のある方はこちらをご覧ください。

 

少人数式で、その人に合ったアドバイス、改善を考えるお手伝いをしており、好評です!