今回は『投資で一番大切な20の教え』の紹介をします。
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投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識
2,160円
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【評価】(A~C)
A+
【概要】
ベテラン投資家で投資会社会長の著者が、テクニカルではなく、マイインド・考え方に絞って投資家に大切な20のことをまとめた本。
主な教えのポイント以下。
1. 二次元思考で考える(一般投資家よりも深く考察する)
3. バリュー投資を行う(本質価値を下回った場合に買う)
5~7. リスクを知り、コントロールする(常に最悪の事態を想定し安全に運用する)
8. サイクルに注意を向ける(景気や株価はサイクルがあり、どこにいるかを常に判断する)
13. 我慢強くチャンスを待つ(市場や周りに流されずに、買う/売るチャンスを待つ)
【感想】
投資の教科書で、初心者からベテランまで得るものがあり、ぜひ投資をする人におすすめしたい本です。
バフェットが勧める本の一覧にこの本があったので、買いました。
読んでみると20の教えは、自分の経験から学んだものが多く、それらを整理できたと思います。
例)リスクの考え方、株や景気のサイクルを意識する事。
バフェット投資との共通点はバリュー投資で、やはりこれが基本になると再認識しました。
ただ、本質価値の判断や逆張りのタイミングの判断はとても難しく、テクニカルを身に着けることの重要性も改めて感じました。
特に印象的だったのが、どんな投資家も心理面の影響を受けるという点です。
自分がこの事実をを軽く見ていたので、その重要性を認識できてよかったです。
なお、本には出てきませんでしたが、投資の割合として下記が役立つと思っています。
6:一番いいもの、3:次に良いもの、1:全く新しいが有効と感じたもの
定期的に見直して、投資に役立てたいと思います!
最近ニュースで、いじめの自殺に関する、報道が行われています。
今だにこういった事件がなくならないのが、残念でなりません。
このような、いじめに関する報道を見ると思い出すのが、私の中学校で行われていた対策です。
あくまで、生徒側から見えていた解決策なので、実際は先生の方でもフォローをしていたと思いますが、県内でも有名な荒れていた中学でそれなりに効果をあげていました。
どんな方法だったか、以下に書きます。
■私の中学でのいじめ対策
1. 事前に匿名のアンケートをとる。
2. 全員参加の学級会が開かれる。
3. イジメた側が事実について説明を行う。
→1のアンケートと矛盾しない説明を求められます。
4. クラス全員で問題点と解決策を議論する。
5. 4についてクラス全員で、対応を決定する。
6. イジメた側が被害者に謝罪し、5の決定守ることを被害者に約束する。(クラス全員が証人になる)
7. イジメた側は反省文を提出する。
基本的に2~6は学級委員主導し、先生は口を出しません。
この、クラス全員に主体性と責任を持たせるというのが、その後のイジメ発生を防ぐ大きなポイントではないかと思いました。
当然いじめの内容や、学校の環境によって対策は変わると思います。
ただ、1つのポイントとして、いじめが発生しないクラスにはそういった雰囲気があると感じました。
組織が異動になると、ついて回るのが新しい上司との関係の作り方だと思います。
私はITの仕事をしているので実際ラインの上司と、現場の上司はいろいろ変わることが多いです。
また、プロジェクトが変わるたびに客先の組織の役職者との関係は常に意識します。
そんな中で、いくつかの本を読んで上司マネジメントの基本について学んだことをまとめてみました。
■上司マネジメントの基本
1. 上司の役割を意識、戦略的に活用する
まず上司が会社から与えられている役割(機能)を整理します。
また、自分にとって問題となる上司の動きも整理します。
そして、使うべき機能を最大限使い、問題行動を減らす対策を取っていきます。
2. プロセスに沿って上司と関係を作る
・上司を知る
性格、業務内容、会社から指示されている事等、関係を構築するのに必要な情報を集めます。
・自分の事を知ってもらう
同じく、自分の強み、弱み、キャリアイメージなど、上司に知っておいてほしいことを報連相や面談を通して伝えます。
・信頼関係を作る
必要な情報を必要な時に報告する、提言をする、上司の仕事を手伝う事で信頼関係を築きます。
3. こちからリードして上司の機能を活用する
1で把握した上司の機能を先手を取って活用していきます。
例)意識して技術を盗む、自分のキャリアと評価が結びつくようにこまめに相談する
ちなみに、部下のマネジメントのセミナーや本は多いのですが、上司のマネジメントに関してはかなり少ないです。
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上司に「仕事させる」技術―そうか!ボス・マネジメント!
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ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書
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ということで、これらの本の内容と経験をまとめたセミナーを開催します!
今回は初開催で、値段も1500円とお得です!
是非職場の上司との関係で悩んでいる方はお気軽にご参加ください![]()
先週に引き続き、今週も研修に関するお話です。
最近世の中的にも、IT業界的にも「考える力」の重要性がよく聞かれます。
「考える力」の重要な理由は主に次の3つと思います。
・AI時代に人間が担う分野が人間らしく"考える分野"だから
・VUCAの時代では考えて動ける人材でないと適応できない方
・一方でネットや産業の発展で考える力落ちている
そして、この「考える力」の強化につは次の3つの視点が必要と感じています。
1.繰り返し鍛える
「考える力」というのは筋肉と同じように、多くの事を考えられる知的筋力とそれを続けられる知的筋持久力の2つが必要です。
しかもこれは1回の研修やツールを覚えただけでは身につかず、繰り返し訓練することで初めて身に付くものです。
ただ、現在の若者はネットですぐ正解が手に入り、またSNSの短文のやり取りで長文読解も機会が減り、考える機会が減っています。
ですから、その人に合ったレベルで段階的に、長時間、指導を受けながら訓練する必要があると思います。
将来は今の体を鍛えるジムブームのように、脳ジムができるかもしれません。
2. 左脳と右脳を鍛える
脳の使い方を学ぶと必ず出てくるのが、この左脳型と右脳型の両方を意識して使う事です。
・左脳型:ロジカルに考える(ロジックツリー、フィッシュボーンチャート)
・右脳型:発想、直観の考え方(KJ法、ブレーンストーミング)
論理的思考のツールもそれぞれ存在するので、両方を別々に意識して使いこなせる必要があると思います。
(マインドマップは一挙に両方を鍛えられます)
3. 抽象化と具体化の能力
2. の左脳型の論理的な思考の中でも、「抽象化する能力」と「具象化する能力」があります。
特に抽象化はコンセプチュアルスキルと呼ばれ、答えのない時代に考えを応用する、全体構造を理解するのに必要な能力です。
今どの階層の話をしているのか、必要なのは具体化か抽象化なのかを理解して、話す・考える力が必要になります。
ツールとしては図解や要点のまとめがよいようです。
これらは恐らく今までは生活や仕事を通して自然に身についていたものが、今は身につきずらくなっていると思います。
また、AI時代では、今までの思考レベルでは通用しなくなってくると思います。
残念ながら、上記を体系的に設計&プロセス化し、訓練する仕組みがないので、まずは自分で取り組んでいきたいと思います。


