今回は「ライフシフト」を紹介します。

 

 

【評価】(A~C)
 B

 

【概要】

人生100年時代に変わること、変わった世界でどのように人生設計を組み立てていくかが書かれています。

 

・人生100年時代になると生活スタイルも大きく変わる

・老後に用意すべき資金も変わる(今まで通り65歳でリタイアしてもそのあとが長いため)

・就職⇒定年リタイアでなく100年の人生を想定して転職等新たなスキルを獲得する設計をする必要がある

・必要とされるスキルもこれからの世の中の変化で大きく変わる可能性が高い

・休みの日を余暇だけでなく、自分のスキルアップにも使う
 

【感想】   

最近部署が異動になったことと、40歳を過ぎて新たな方向性を考えたいと思いこの本を読みました。

 

人生100年時代の変化、特に老後の資産やスキルの変化について考える良いきっかけとなりました。

 

一方で、まだまだ先の話で、著者が考えていることも予想の一つであって、15年、30年で世界情勢は大きく変わると思いました。

(新型コロナウィルスもわかりやすい例と思います。)

 

合わせて、基本的にはアメリカの話なので、少子高齢化や雇用流動性の低く、年金制度も違う日本社会では、また別の観点で考える必要もあるだろうと感じました。

 

とはいえ、これからの人生を考える参考になる本でした。

 

【こんな人におすすめ】 

・これからの社会がどのように変わるか知りたい方

・人生設計を考えたい方

※ この記事は 2018年7月の記事を更新したものです。

 

先週見てきた「未来のミライ」が思ったより酷評されているので、レビューサイトを比べながら原因を考えてみました。
 



目次

①映画を見た私の感想
②レビューサイト比較
③「未来のミライ」が酷評される理由

 


 


①映画を見た私の感想



細田監督は、橋本カツヨ名義で「少女革命ウテナ」を演出していたときからのファンです。
その後の「おジャ魔女どれみ」でも、細田演出回は伝説的なものが多く、私がアニメにのめりこんだ1つの原因でした。

映画すべて劇場で見ていますが、前作「バケモノの子」が個人的にイマイチだったので、今回の「未来のミライ」はあまり期待せずに見に行きました。

理由は明らかで、脚本が奥寺さんでなくなったことだと思います。
今回も細田監督の脚本ということで不安がありませんでした

しかし、実際見て見てみると「意外と悪くないな」と思いました。
ストーリーもシンプルで分かりやすくて楽しめ、いろいろな所で感動できました。
もちろん細田演出も素晴らしく、満足でした。

ただ、エンターテイメント性よりも作家性を前面に押し出していたので、単純に楽しい映画を見たい人には退屈かもしれないと思いました。

ところが、ネットでは酷評が溢れ、Yahooでも2.5点とかなり低い評価になっています。
なぜ酷評されるのか、理由が知りたくて、いろいろな感想を見ましたが、批判する人の傾向もバラバラでイマイチ理由がわかりませんでした。

そこで、批評サイトを比べることで、どうして「未来のミライ」が酷評されるのかを考えてみました


②レビューサイト比較



※ 後ろに、(賛)(否)(中立)で分るを書いてみました。

(1)【映画感想】未来のミライ(否)
http://blogos.com/article/313055/
・細田作品は苦手だが認めていた
・リアリティを感じた
・そのせいでイヤな事を思い出した
・エンターテインメントというより、いまの時代の家事育児の役割分担啓蒙作品
・ストーリーがよくわからない

(2)「未来のミライ ネタバレ感想&考察 すっごい良くて、すっごい悪い!? これは傑作か迷作かははっきり分かれる!」(中立)
https://blog.monogatarukame.net/entry/morainno_mirai#%E6%84%9F%E6%83%B3
・演出、作画が最高だが、評価が分かれそう
・脚本がボロボロ
・理想的な家庭を書くのは世の中の潮流からずれている
・舞台、主人公、子供目線に違和感がある
・特にストーリーが弱く盛り上がりがないのが致命的
・子供の成長の描き方がよい

(3)「映画『未来のミライ』レビュー」(賛)
https://note.mu/uranichi/n/n152b21f8539e
・自分は登場人物とまったく異なる境遇で共感点はない
・そんな自分でも共感できる全方位向けの映画
・大人が見ても人間関係について気づきがある
・すべてを肯定的に描いているわけでもなく、考えさせられる
・アニメ的な演出も刺激になってよい

(4)「未来のミライ レビュー」(中立)
https://jp.ign.com/mirai-no-mirai/26934/review/
・細田作品で「賛否が分かれる」のは、主人公個人の感情が無視されているからではないか
・社会的な価値規範と自尊感情に葛藤がない人は細田作品を肯定するだろう
・細田作品の提示する家族観は観客の自尊感情に嫌な感じで触れてくる
・2010年代の家族を描いた象徴的な作品
・今まで日本のアニメが描い地続きな家と家族のムードがなく、理想的な家族像に見えながら、格差が表れている
・主人公の心が傷つくシーンは多く、胸が痛む
・この映画の賛否の中に、ここ10年間で家族の概念の差が表れている

(5)「細田守最新作「未来のミライ」 レビューがビミョ~なワケ」(中立)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000012-nkgendai-ent
・映画批評家には傑作だが、一般のファンは物足りないのでは
・今作は私小説的で、今後細田監督はマスを狙わずにそちらにシフトした方がよいのでは

(5)「いままでの細田作品の問題が、作家的深化とともに表面化」(否)
http://realsound.jp/movie/2018/07/post-228005_3.html
・退屈なのは観客の理解力不足ではなく、シンプルなテーマを伝えられないつくりの手の問題
・オムニバス形式が緊張感を奪い退屈を生み出している
・くんちゃんのキャラクターや見せ方が観客に不快感を与えている
・細田監督の脚本によりクオリティー上の複数の問題が噴出

 

・細田監督の女性観も違和感を感じる

 


(6)「『未来のミライ』は細田守版『千と千尋の神隠し』!?」(中立)

http://originalnews.nico/120255

・ 育児経験という意味では、エピソードとか表現 が普通

・ 良い声の人が普通のことを話している感じ

・『千と千尋の神隠し』とストーリーに類似点が多く、細田版『千と千尋の神隠し』といえる

・くんちゃんとの触れ合いで、登場人物それぞれのコンプレックスが癒やされる構成になっている

・難しい構成にした結果分かりづらくなっていて、やりたいことを素直にぶつけた方が良かったのでは

 
 

③「未来のミライ」が酷評される理由



まず、すべての批評で共通しているのが、映像や演出の良さです。
これは万人が認めることのようです。

一方で、ストーリーが悪いという声も多くあります
(実際ネットの不満の多くがストーリーに関するものです。)
これは、今回の作品が、詩的でオムニバス形式だからだろうと思います。

つまり、こういったスタイルに拒否感がなく、抽象的な物語を楽しめる人には、分かりやすい話ですが、多くの人には意味不明で、盛り上がりがなくつまらない印象を与えているようです。

また、映像や演出の力があだになって、「ホームビデオを見せられている」「子供が不快」「子育てを理解していない」「自分の嫌な体験を思い出した」など、悪い印象を与えているようです。

特に注目したいのが(4)の批評で、受け取る側の家族と個人についての考え方で拒否反応がでているという指摘が腹落ちしました。
これは今、家族や個人のとらえ方が、人によって大きく差ができていることに起因しているようです。

細田監督が良かれと思って書いている"理想の家族像"が、観客の多くに共感が得られず、遠いもの、あるいは不快なものに映っているようです。

多少とがっているにせよ、それなりに老若男女が楽しめる作品を作ったはずが、「つまらない」「不快」という露骨な拒否反応を生んだのは細田監督自身も意外だったのではないでしょうか。
また、ストーリーやメッセージも残念ながら多くの観客には理解をしてもらえなかったようです。
観客の読解が、監督の期待と乖離していると思いました。(この辺りは高畑監督を思い出しました)

結論としては、読解を楽しめる、テーマに共感できる人が楽しめる作品なのではないでしょうか。

こういった感想を見て、細田監督が今後エンターテイメントと作家性どちらを取るかを注目していきたいです。
(奥寺さんやだれか脚本家とのタッグが復活した場合、スポンサーの意向も大きいかもしれませんが。)


長文にお付き合いいただき、ありがとうございました m(_ _)m

 

ここ数日、大雨や土砂災害のニュースが多くなっていますが、世界的にも最近地球温暖化の影響で水害の規模が大きくなっています

 

日ごろから地震は備えていますが、水害はあまり備えていなかったことから、改めて見直してみました。

 

 


①まずはハザードマップを確認して洪水対策
日本全国で、洪水の場合にどの高さの洪水になるかのハザードマップが国から公開されています。
土砂災害もハザードマップが公開されています。)

ハザードマップポータルサイト (gsi.go.jp)

 

まずはここから自分の住んでいる地域がどれくらいの規模洪水が起こるのかを調べて対策、避難経路、用意すべき防災グッズと置き場所を決めるとよいと思います。

 

家を水から守る土嚢も、最近は水で膨らむ土嚢もあり、備蓄が便利になっています。

 

 

また、避難経路と、判断基準は整理して、家族で合意しておくと安心と思います。

(最近は天気予報の発達である低で事前に予想ができるので、洪水の危険がある場合は、安全な地域に避難しておくのが一番確実と思います。)

 

ちなみに、マンションも、一回の電気設備が濡れれば電気が止まってしまうので、想定する洪水の高さに耐えられそうか確認しておくとよいと思います。

 

 

②洪水から助かった後の準備もしておく

自然災害は災害自体をうまくやり過ごしても、そのあとも対応が必要です。

ライフラインが寸断された中で、どう生活するかも想定して備えておくことが大切と思います。

 

特に水害の場合は、数週間水が残ることもざらです。

 

水害であふれる水は、細菌やゴミも多く、非常に危険なため、移動や後片付けのための用具も用意するとよいと思います。

 

 

 

 

そして、水がしばらくひかない場合に備えて使えそうな、洪水・水害対策用のゴムボートを調べてみました。

■観点

・レジャー用でなく、アウトドア用で信頼性耐久性があること

・3~4人乗りであること

・基本的には洪水のあとの穏やかな水でのいどうに使うこと

・コンパクトに収納できること

 

■洪水・水害対策のゴムボート

1)国産の信頼できる物を買いたい場合

災害救助用ボートも作っている国内メーカーアキレスのエントリモデルです。

お値段はほかのものより高いですが、信頼性は一番と思います。

救命胴衣は別でそろえたほうがよいと思います。

 

2)価格と信頼性の双方を考えたい場合

アマゾンが直販している、海釣り用のゴムボートです。

モーターボートとしての使用も可能で耐久性は高いと考えられます。

実際に数年使われている方のレビューもあり、良い製品のようです。

救命胴衣は別でそろえたほうがよいと思います。

 

3)救命胴衣もセットでお得なものを買いたい場合

3人乗りの海釣り用ボート2つの救命胴衣がセットになった非常にお得な商品です。

このボート自体は、アマゾンでも複数の会社が販売しておメジャーな商品様です。

こちらも、モーターボートとしての使用も可能で耐久性は高いと考えられます。

 

 

防災の準備の参考になれば幸いです。

先日(2021年6月)DMMモバイルからIIJmioに残り替えました

 

決め手は次の3つでした。

・DMMモバイルで新規サービス申し込みができない

・もともとDMMはIIJの回線を使っていてサービスが似ている、品質も同様と考えられる

・IIJ mioの新サービスギガプランが割安

 

なお、乗り換えの内容は次の内容です。

 ・DMMの5Gbyte(Sim2枚:2つの電話番号)⇒IIJmioギガプランの4Gbyte×2人でデータ容量シェア

  3200円:5Gbyte ⇒ 2000円:8Gbyte(1200円安く、3Gbyteお得)

 

乗り換えはスムーズにできて、特に乗り換え後も困っていませんが、いくつか注意点があったので、これから乗り換える人向けにシェアしておきます。

 

○Webからの申し込み時

①後半に「プランの変更する」ことができず最初からやり直しになる

 最初にプランを選択しますが、その後変更画面がないので、間違えると最初からやり直しになります。

 指定するプランは間違いないようにしたほうがよです。

 

○SIMが届いた後

②一番最初に電話による開通手続きが必要

 チラシだけだと順番がわかりづらいですが、電話で開通後にSIMをスマホに入れてプロファイル設定です。

 なお、開通手続き後でないとみおぽんにログインできません。

③プロファイルの設定が説明チラシと差異がある

 ・先にDMMのプロファイルを削除してからIIJのプロファイル適応が必要(チラシに記載なし)

 ・みおぽんのプロファイル設定画面がチラシとちょっと違う(設定ボタンを押して一番下にあります)

 ・iphoneのプロファイルの設定がチラシとちょっと違う

④みおぽんに2代目の携帯の情報が反映されるには時間がかかる

 ・アプリへの1台目の情報反映はすぐにされましたが、2台目の情報反映は翌日でした。

 

○SIM設定後

⑤DMMの後処理が必要

 DMMの通話容量が安くなるアプリDMMトークを使う場合は、DMMトークの登録設定をしていたはずで、これを解除しないと、IIJの通話アプリの「みおダイヤル」が使えないようです

 DMMトークの解除方法はMNPが終わるとDMMからメールが来るのでそれに書いてあります。

 また、利用し終わったDMMのSIMも返送が必要です。(こちらもDMMからメールで案内があります。)

⑥データ容量は日割りで付与される

 私は月の後半に4Gbyteプランを申し込んだので、1.3Gbyteくらいでした。

⑦最初にグループで共有しているデータ容量をスマホに割り当てる必要があり(データ容量シェアの場合)

 DMMだと特に設定せずに共有しているデータを使えましたが、IIJでは最初にスマホにデータ容量を割り当てる(それぞれ何ギガ使うか設定)が必要なようです。初期状態では、1Mbyteくらいしか、容量が割り当てられていませんでした。

 (「 mioモバイル(ギガプラン) ⇒ データ残量をプレゼントする」からできます。)

 データ容量は共用の場所にたまり、それを各電話にプレゼントするイメージなので、どうやら毎月この作業が必要なようです。

 これは今後経過を見てみます。

 

 

今後の参考になれば幸いです。

皆様GWいかがお過ごしでしょうか?

 

私は4月がかなり忙しかったので、ゆっくり過ごそうと思っています。

 

もしかしたら、せっかくの長期休みなのでいろいろやってみたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな時にお勧めしたいのが「何かやる前に25分のタイマーをセットする」です。
 

これは「ポモドーロテクニック」というタスク管理法で紹介されている方法で、「作業計画⇒25分集中して1つの仕事実施⇒5分休憩」を繰り返して作業を行います。

 

休みの日だとイマイチ気持ちが乗らなかったり、だらだら過ごしてしまいがちですが、タイマーを設定することで次の効果が得られます。

 

■タイマーを設定する効果

・とりあえず25分ということでやる気が起きやすい

・カウントダウンによるプレッシャーで作業が進む

・限られた時間で行うことで、本質に迫る作業だけが実施できる

 

休みに作業がうまく進まない方は、ぜひ活用してみてください。

 

ちなみに25分は人間の集中力が続きやすい時間ですので、25分より長くするのはお勧めしません

 

モチベーションや集中にご興味がある方はオンラインでもセミナーをしていますので、よろしければこちらもご覧下さい

「隙間時間を充実させる「社会人のやる気マネジメント」」