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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?
心理カウンセラーの青柳雅也です(^^
このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「いじめ防止対策推進法」について。
皆さんは、いじめを見たことがありますか?
いじめを経験したことがありますか?
「いじめ」というのは、
子供のみならず、人間社会にはびこる残酷な行為です。
学校で起きた事件というのは、心痛めるものも多くあります。
▼愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件
1994年11月27日、愛知県西尾市立東部中学校の2年生の男子生徒が、
自宅裏の柿の木で首を吊って亡くなっているのを母親に発見された。
葬儀後、自室の机から「いじめられてお金をとられた」という内容の遺書が見つかった。
▼旭川女子中学生いじめ凍死事件
2019~2021年に発生した北海道旭川市立北星中学校の女子生徒が、
入学して間もなく、数人の中学生男女ら集団性的暴行や脅迫行為を繰り返しされた。
被害者は氷点下17度の夜に家を飛び出して、2021年3月23日公園で凍死した状態で発見された。
▼大津いじめ自殺事件
2011年10月11日に、滋賀県大津市立皇子山中学校の2年生の男子生徒が、
同級生たちからのいじめを苦にして自宅マンションから飛び降り自殺した。
本事件がきっかけとなり、「いじめ防止対策推進法」が国会で可決されることになった。
これらはほんの一部に過ぎない状況だと思います。
学校側が隠蔽したり、担任教師が取り合わなかったり、
そういったことが起きないよう、「いじめ防止対策推進法」国会で可決されたのでしょう。

では、「いじめ防止対策推進法」の概要とはどんなものでしょう?
▽目的
いじめを防止し、早期発見・早期対応を促すこと、そしていじめを受けた児童生徒の支援を行うこと。
▽対象
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校など。
▽内容
いじめの定義、学校や教育委員会の役割、いじめの重大事態への対応、保護者への情報提供など制定。
▽特徴
いじめの定義に、身体的なものだけでなく、心理的な影響を与える行為も含まれる。
学校は、いじめの事実確認、被害児童生徒への支援、加害児童生徒への指導を行う義務がある。
重大事態が発生した場合は、学校、教育委員会、第三者機関が連携して対応する必要がある.。
▽いじめの定義
児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と
一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為。
当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じていて学校が事実を確認したもの。
こういったものを制定することによって、
これから、何かしらの重大な事件に発展する前に、
大人達が法の下で動き対処し、裁判では判断しやすくなるでしょう。

ただし、そういった法律ができたとて"法律の限界"があります。
・法律は、あくまでも「ツール」の一つであり、いじめ問題の解決を保証するものではない。
・いじめの根本的な解決には、法律だけでなく、教育や心理的なアプローチも必要。
・教員の業務負担増加と時間不足。
確かに、定義を広域にすることによって、
小さな問題や、グレーな問題も初動が動きやすくなっている反面、
主観的なバラツキによって、数量としては増えて判断が必要になってきます。
先日、『僕達はまだその星の校則を知らない』という、
スクールロイヤーを扱ったドラマで、
まさにこの「いじめ防止対策推進法」が扱われていました。

事件の発端は、
あるカップルが恋愛していたのですが、女子生徒が男子生徒をフッて、
すぐ違う男子生徒と恋愛し始めたことでした。
元カレの男子生徒は取り乱し、「心身の苦痛を感じている」ということで不登校になり、
いじめ防止対策推進法に基づいて、いじめ認定されるのでした。
"失恋はいじめか?"
皆さんは、どう思いますか?
法の定義では、相手によって"精神的苦痛"を味わえばいじめに該当するのです。
ドラマの中では、新しい彼氏の男子生徒も、女子生徒も傷つき、
混沌とした状況となっていました。

意図的な騙す、脅迫する、強要する、傷つける、盗るなどは傷つける行為として明確ですが、
受け取り手による、騙された、脅迫された、強要された、傷つけられた、盗られたも、
相手を傷つける行為として、法に触れるということです。
しかし、それを100%回避するというのは、
人間関係を回避しない限りは、"確率の問題"になってきますよね。
何でもかんでも、法で定めれば問題は解決するわけではなく、
結局のところ、学校や親が"知識のインストール"だけではなく、
「人間」を育てていかなければいけないのではないでしょうか?
最近言われるような、学校の先生がいらなくなる社会は、
まさにAIやオンラインによって"知識のインストール"に重点を置いたものです。
学校という一つの社会では、思い通りになることもあれば、
思い通りにならないこともあります。
そういう中で自我を形成するため、心の経験値を上げる"人生のモラトリアム期間"なのです。
知識も法も、技術や何かも、
人間の発展には必要だとしても、そのもとで生きる人間次第。
私たち大人が最も注目すべきところは、「人間としての成熟」なのではないでしょうか。
いつも有難うございます。

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