達観している風な安全距離で失うこと | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】


皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「距離感」について。

皆さんは、人間関係で疲れますか?

どんなことで疲れますか?

 

私たちは、人と付き合う際に、

何かしらの"期待"や"願い"のようなものを抱きがちです。

 

親、パートナー、恋人、親友、友達、同僚、知り合い、

距離感が近ければ近いほど、

"期待"や"願い"は強くなりがちです。

 

□"父親らしく"、"母親らしく"あって欲しい。

□言ったことを理解して欲しい

□ときには共感して欲しい

□たまには褒めて欲しい

□同じことに興味を抱いて欲しい

□一緒に楽しんで欲しい

□許して欲しい

□何かを大切にして欲しい

□あることをやめて欲しい

□気持ちを伝えて欲しい

□本音を言って欲しい

 

などなど。

それらが叶えばいいのですが、

人間それぞれ違った世界観ですし、

それぞれの都合やタイミング、感じる感度も違います。

 

故に、"願い"や"期待"と"現実"のズレが生じます。

 

"願い"や"期待"とのズレが生じた場合、

ときにはそれらが怒りや悲しみ憤りに変わります。

 

怒りや悲しみ憤りを抱えることは、

なかなかしんどいことですね。

 

そういったことで、関係性によってであったり、

人間関係全般においてであったり、

「距離感」というものを確保するようになることがあります。

 

「距離感」が遠ければ、

"期待"や"願い"は、少なくなります。

よって心が楽になることもあります。

 

しかし、全般的に距離感が遠ければ、

得られるであろう「喜び」であるとか、

「安心感」や「信頼感」を得る経験は減りますし、

自分に向き合う機会や、相手を通して得られるシェアも減ります。

 

つまりは、自分の内側に積みあがるものが薄くなってしまうのです。

また、相手はあなたに対して、「水臭いな。」とか、

「すこし冷たいな。」とか「迷惑かな。」というものを感じてしまうかもしれません。

 

「他人?私は他人に期待してないから。」

 

というのは達観している風にも聞こえますが、

ある意味では、絶え間ない"怖れ"が、

人間関係のなかに常に存在する状態にもなります。

 

怖れは、見ないようにすればするほど継続します。

風通しのよさも大切ですが、どんなことも過ぎたるは及ばざるが如しですね。

皆さんは、人間関係をどんな距離で付き合っていますか?虹

 

 

 

いつも有難うございます。

疲れたときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

∞ ----------------------------------

#カウンセリング #名古屋 #中区
#心理学講座 #コミュニケーション
#カウンセリング口コミ #評判

#法人メンタルケア #社員教育 名古屋

#カウンセラー非常勤 #名古屋
∞ ----------------------------------