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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「かわいそう」について。
皆さんは、誰かを"かわいそう"と、
思ったことがありますか?
人間には、誰かの痛みを
自分の痛みのように感じることが出来ます。
脳にミラーニューロンという細胞があるからです。
私が好きな『コーチ・カーター』という映画があります。
実在するバスケットボール部のコーチの話を題材としてます。
不良だらけの弱小バスケ部の建て直しのストーリーです。
当時、アメリカのリッチモンドは治安があまりよくない街でした。
この街にあるリッチモンド高校は、落ちこぼれ生徒たちの集まりです。
卒業できる生徒は50%で殆どが女子。
大学進学率は6%。卒業後刑務所に入る確率は50%。
その地域では、大学進学の80倍の確率で刑務所に行くのです。
リッチモンド高校のバスケットボール部の「オイラーズ」。
殆ど試合で勝ったことは無く、素行の悪い生徒が多いです。
チームの立て直しを賭け、コーチとしてケン・カーターが赴任してくることとなります。
ニヤけた態度の生徒たちに、
カーターがしたことは、契約書を配るということでした。

□成績は平均2.3を収めること(5段階?)
□授業にはすべて出席すること
□教室の一番前の席に座ること
□試合の日はネクタイしてジャケットを羽織ること。
内容には、ひとつもバスケのことに関することは含まれません。
契約に同意し、これを守れない生徒にはバスケをさせないと言います。
トガった態度の思春期の生徒に、この契約書をどう捉えるかは想像に容易いですね。
「こんなもんやってられねー。」
と、この時点で何人かは体育館を去ります。
皆さんが、もしこのバスケ部の生徒の親ならどうですか?
どう思いますか?
「子供がかわいそうだ!」
そう言いますか?
残った生徒たちで、バスケ部は快進撃をし始めます。
しかし、気持ちのゆるみからか、
成績が悪くなる生徒が出始めます。
カーターは、体育館を閉めて試合もボイコットし、チームを図書館で過ごさせます。
するとカーターは、マスコミや地元住民や身内からの激しい反発を受けます。
「彼らが最高に輝ける今この瞬間を奪うなんてあんまりだ!」
「子供たちがかわいそうだ!」

といった感じの言葉をいくつもぶつけられます。
皆さんはどう思いますか?
カーターは、その考えこそが生徒たちの"為になっていない"と言い切ります。
こんな"簡単な契約"さえ守れない若者が社会に出たらどうなるのか?
地域の黒人男性の半分は逮捕され、中には事件に巻き込まれ命を落とす者もいます。
コーチは、高校を卒業してからの人生のことまで含めて"本気で指導"しているのでした。
是非皆さん、視聴してみてください。
□かわいそうってどういうこと?
□優しさってどういうこと?
□本気で関わるってどういうこと?
□人の為ってどういうこと?
□愛ある行動ってどういうこと?
これらのことに、ズバリのひとつの答えはありませんが、
点で見てしまうと、一時の感情にほだされてしまいます。
「かわいそう。」
そう思って、安易に取った行動が、
相手をダメにすることもあることを知っておかなければならないですね。![]()
いつも有難うございます。

自分がかわいそうと思ったときはアンフィニへ!
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ご予約は052-253-5040まで!
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