手に入れたものでも失ったものでも、同じく得られるものは？

さて、今回は「成長」について。

皆さんは、何に人は成長させられると思いますか？
色々なタイミングがあると思います。

人は、成功という結果を得るために努力し、

その努力した経験によって成長することがあります。

意外にもその際に注目しやすいのは、

経た経験よりも、「成功」か「失敗」といった結果です。

たまたま偶然の成功と失敗。
人に言われた通りやってみての成功と失敗。
自分の意志がある成功と失敗。
努力しての成功と失敗。

「成功」というものは、自信や自己肯定につながり、

「失敗」というものは、逆にはたらく？デメリットだらけ？

本当にそうでしょうか？

『星の王子さま』の著者、サン=テグジュペリのこんな言葉があります。

「手に入れたものと同様、失ったことを惜しむもの、
　手に入れたいと望むもの、喪失を嘆くものによっても、
　導かれ、授乳され、成長させられる。」

私たちは、成功という喜び以外の感情からも、
成長への一押しをもらっているのです。

結果ではなく、経験への姿勢を自覚出来たら、

自分の一歩が出ていることに気づき、
嘆きや惜しみも"感謝"へと花咲くでしょう。

失ったり、持っていなかったりすることは、
嘆き他者へ怒り、妬みの力になることもあれば、
"今より成長するチカラ"や"前へと進むチカラ"にもなるのです。

私たちは、どんな出来事からも、
成長の種をもらっているのです。
その種をどうするかは自分次第です。

いつも有難うございます。

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