依存症は誰かによって治すことができるのか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「依存症」について。

皆さんは、何かしらの依存症になったことがありますか?

依存症に対してどんなイメージですか?

 

人間は誰かしら何かしらに"依存"しています。

"依存"と聞くとよくない気がしてしまいますが、

そうではなく、ものごとがスムーズに進んだり、

支え支えられ、関りから自己成長するといった効果もあります。

 

ところが、"悪い依存"というものもあります。

それが依存症へとつながります。

 

依存症の原因とつながりやすい感情があります。

 

▼孤独感

▼不安

▼さみしさ

 

これらのことは、そうそう誰にでも相談できることでも無いですし、

場合によっては軽々しく扱われてしまうことがあるでしょう。

 

人間は上記のような感情を持ったとき、

かつて自然界で生きていたような状況なら、危険なことです。

だから解消したくなるのでしょう。

危険ゆえに、なりふり構わない必死な状態となるのです。

 

・安心を得るために必死

 ↓

・他者の立場や気持ちは関係なくなる

 ↓

・他者をコントロールして安心を得ようとする

 ↓

・コントロールしやすいもので安心しようとする

 ↓

・エスカレートする

 ↓

・依存症になる

 

上記にあるように、一時的な安堵感のために、

誰かを傷つけたり騙して、コントロールしたりすることもやってしまいます。

故に、家族や周囲の人間までも巻き込んでいきます。

 

そうするとやがて、様々な弊害が出てきます。

 

①生活がめちゃくちゃになる

②健康を害する

③犯罪につながる

④命の危険に関わる

⑤家族や他者に甚大な迷惑をかける

 

依存症というと、癌などに比べれば重く聞こえませんが、

ある意味、今までの人格はほぼ死んだような状態になるのです。

 

依存症とみなされる条件がいくつかあります。

 

①日常的なことでも他者の保証が必要になる

②他者に責任をとってもらう必要がある

③他者に認めてもらえなくなるのが怖い

④計画や実行が苦手

⑤他者に承認されるためなら手段を択ばない

⑥自分が無力だと感じている

⑦身近な誰かとの関係が終わると必死に支えてくれる人を探す

⑧孤独になってしまう恐怖に捉われる

 

こういった"人格"的なことが、依存につながってしまいます。

では依存症になってしまった場合、

どういったプロセスが必要なのでしょう?

 

①依存症を自覚する

治療の必要性や、重要性、悪影響などを

本人も家族も含めて理解が必要となります。

 

②生活習慣の見直し

生活習慣を見直すことで、身体や行動を大切に考えます。

間接的ですが、具体的に実行しやすいことでもあります。

 

③ストレスや認知の偏りに気づく

考え方の成長が、意志への支えとなります。

本人の断固たる意志が何よりも効果を発揮します。

 

④どん底をみる

本人が最も頼りやすいのは家族ですし、家族はなかなか見放せません。

しかし、「二度としない!」「これで最後!」という言葉を信じて後始末をすると、

依存症の悪化につながってしまうのです。

心の中に「何とかなる」が存在する限り、繰り返してしまいます。

 

場合や依存症によっては、入院が必要になることもあるでしょう。

依存症というのは、まるで「呪い」の如しです。

最も良いのは、こういうものだと知っておくことで未然に防ぐこと。

脱するならば一分一秒でも早いほうがいいですよね。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

依存症かと思ったときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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