身近な人が依存症になったときにやっちゃいけないこと | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「依存症」について。

皆さんは、何かの依存症ですか?

依存症になった人が身近にいますか?

 

依存症になる手前には、

何かしらの心の問題があることが殆どです。

 

▼何か逃げ出したいことがある

▼どうにもならないことが続いている

▼満たしたくても満たせない気持ちがある

 

そこで登場するのが"ドーパミン"です。

ドーパミンというのは"まやかしの幸せホルモン"ともいわれます。

 

・褒められたとき

・何かを達成したとき

・買いたいものを買ったとき

・食べたいものを食べたとき

・セックスをするとき

 

いわゆる"ヤル気"とか"モチベーション"が増すような、

そんな効果もあります。

 

目的に合致した効果としては、

全く悪しきものではありません。

 

しかし、、

 

・お酒を飲んだとき

・タバコを吸ったとき

・買い物で大金使ったとき

・体重が減ったとき

・ギャンブルをしたとき

・リストカットしたとき

・違法薬物を摂取したとき

 

こういったときにも大量に出ます。

そうですね。。

つまり、"依存症"を生み出すのもまたドーパミンです。

 

 

先に述べたように、、

 

▼何か逃げ出したいことがある

▼どうにもならないことが続いている

▼満たしたくても満たせない気持ちがある

 

これらのことは、お酒を飲んでも、

高価なものを買っても、体重が減っても、

ギャンブルしても、リストカットしても変わりません。

 

変らないけど"ドーパミン"によって、

なんだか一瞬幸せになったような気がしてしまいます。

 

すると、「もっともっと」となってしまい、

依存症ができあがってしまうのです。

 

もし、自分の身近で大切な人が依存症になり、

不毛なものに「もっともっと」となってしまったとき、

皆さんならどうしますか?。

「禁止されるくらいなら死んでやる!」

「じゃあもうどうなったっていいってことだね!」

「もうこれで一切やめるから、最後のお願いだと思って!」

「はい、さようなら。」

 

こうやって身近で大切な人に言われたら、

普通、動揺してしまうでしょうし、

ちょっとした情で揺らいでしまいそうです。

 

しかし、それで、

「仕方ないね…。」

「今回で終わりだよ。」

「そこまでいうなら…。」

 

と、してしまえば、

相手は喜ぶでしょう。

 

じゃあどうなるか?

依存症は継続することになってしまいます。

大切なことは、

ちゃんと相手に依存症というものを理解してもらうこと。

それでもダメで、相手が何とかする気が無い場合は、

援助を断ち切って"結末の体験"を見守るということも愛情です。

 

結局は、"本人が何とかしたい"という気持ちになることが最重要であり、

必須なのです。

周りができることは、本人の気持ちを助けることで、

本人を他者が助けることは、それもまた依存を生み出してしまうのです。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

依存症で困ったときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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