【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「倫理とルール」について。
皆さんは、最近どんなニュースが気になりましたか？
なぜ気になったのですか？
日々、様々なニュースが流れてきます。
「そんなことどうでもいいのにな。」
と、思うものもあれば、
考えさせられる事件もあります。
例えばこのニュース。
公立高校の入学式。
一年生の担任教師が、自分の子供の入学式のため、
入学式を休んだとのことです。
入学式で担任の先生が欠席したいたことによって、
周囲がザワついたということでしょう。
どうして自分の子供の入学式のために休んだことが、
世間に周知されたのか…という疑問はさておき。
皆さんは、どう思いますか？
講座の際、このニュースについて話題になりました。
人によっては、非常識では？という反応だったり、
人によっては、権利だから騒ぐこと無いのに、、という反応。
このニュースについて、
ある社労士の方のコメントがありました。
有給休暇→労働者側の権利
時季変更権→使用者側の権利
という、学校側にも教師側にもそれぞれの権利があることがわかりました。
時季変更偏というのは、労働者からの有給休暇申請に対して、
業務に支障がある場合に変更を命ずることが出来る権利だそうです。
教師になった時点で、予想できる業務であることから"時季変更権"が有効とのこと。
学校側が、それを認めたことが問題だというのです。
また、社労士の方の所感としては、
倫理を以てして批判することにも違和感を感じたとありました。
それらのことから皆さんは、どう感じますか？
私たちは、倫理や道徳を破っても。
ルールに無ければ、罰則を受けることはありませんね。
例えば、家族が握ってくれたおにぎりを
土足で踏みつけてゴミ箱に捨てたとしても、
他者に知られたとしても、何の罰則もありません。
もちろん、その家族が知ったら何かしらモメるとは思いますがｗ
私の個人的考えとしては、
ルールへの理解や、権利を奪われる危険性への意識は大切なのは理解できます。
しかし、多様性だとか個性がどうとか、
個人の尊重、価値観の自由とうたわれ過ぎていると感じます。
やがて倫理観や道徳観が重視されぬ世の中になったら、
この世は闇だなとも思いました。
このニュースは事件ではありませんが、
今の時代を考えるには、良いニュースだと私は思います。
いつも有難うございます。
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