クララはなぜアルムの山で歩けるようになったのか?② | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「動機」について。
皆さんは、『アルプスの少女ハイジ』を
ご存知でしょうか?

オープニングで、とても大きなブランコに揺られる姿は、
とても有名ですよね。

↓前日のブログの続きです。

クララはなぜアルムの山で歩けるようになったのか?①

 

小さなころから車椅子で生活していたクララ。

大人に囲まれて育ったクララ。

そんなクララはアルムの山で変化していきました。

 

□勉強することを忘れる

□ご飯を沢山食べるようになる

□沢山笑う

 

これがクララが歩けるようになった理由…

ではなく、これらは二次的な現象です。

 

クララが歩けるようになった理由は、

大きく2つあると私は感じました。

 

理由①頑張るということへの理解

アルムおんじは、本当にいい仕事をしていました。

時間のスケジューリングとマナーしか指導しないロッテンマイヤーとは、

雲泥の差を感じます。

 

子供たちとクララを自由に交流させながらも、

時々、クララに必要な哲学的なことを伝えていたのです。

 

クララは、自分が歩けるようになることに"懐疑的"です。

歩けたことが無いのですからそうでしょうね。

だから、歩けるように"頑張った"ことがなかったわけです。

 

第49話『ひとつの誓い』で、子供たちを招待してのパーティが行われます。

おにごっこをして駆けまわる他の子供たちを見て、

アルムおんじは、皆のようになりたいかをクララに問いかけます。

 

もちろん答えはイエスなんですが「でも…。」と不安が付きます。

アルムおんじは必ず歩けるようになることを伝えます。

・心から願うこと

・一生懸命努力をすること

この2つを以て頑張りが重要だと。

 

さらには「頑張ること」のリスクも伝えます。

▼思うようにならないかもしれない

▼苦痛を味わうかもしれない

▼すぐにはできないかもしれない

 

実際にクララは何度もくじけそうになります。

でも、リスクがついていることをちゃんと伝え、理解することで、

クララは頑張ることができたのでしょう。

 

理由②大好きな友達ができた

クララは周りの大人から"愛される"存在でした。

もちろん、子供にとって"愛される"ということは、

生育には大きく関わることです。

 

しかし、人間にとって大きなエネルギーになるのは、

・愛されること

・愛すること

この2つならどちらでしょう?

 

現代人は、"愛される"ことばかりに関心が寄りがちです。

そして、"愛されない"ことに不満や理由付けを行い、

自分を否定し、承認欲をかきたてます。

 

しかし、人間が本当に力を発揮するのは、

誰かをちゃんと"愛する"という能動的行為を発するときです。

愛するというのは、恋ではなく人間としての愛です。

 

アルムおんじは、子供同士の時間を大切にします。

クララには、自分と全く違うタイプのハイジとペーターという、

初めて同年代の友達が出来たことで、"一体感"を求めることが出来るように。

ハイジは、純粋でストレートに気持ちを表現します。

 

あの子(人)みたいになりたい!という気持ちって、

子供の頃は純粋に持ちますよね。

 

歩けるようになることについては、

クララよりも、ハイジのほうが強く信じているのでした。

そんな相手と一体感を求めたら…どうなるのかは想像できますね。

人間、"ひとりで発揮できる力"などたかが知れているのです。

この2つによって、クララは。

歩けるようになったのではないかと私は思いました。

 

一人で本読んで知識を得ただけで、

人間が頑張れることなんて、たかが知れています。

①概念を理解すること

②誰かとの一体感を求めること

この2つが、人間の内側から動機を生み出し、

人間の力を十二分に発揮させるのではないでしょうか。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

発揮したいときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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