人間関係に怖れを抱いたときの「個性」という信仰 | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「個性」について。

皆さんは、どんな個性をお持ちですか?

珍しいタイプだと思いますか?

 

昨今、「個性」という言葉は尊重されていますね。

 

「差別」から「尊重」という面では、

社会的には進化だとは思います。

 

その一方では、「ポリコレ」という言葉が広まっています。

人種、信条、性別、体型などの違いによる偏見や差別を含まない、

中立的な表現や用語を使用することを指しますが、

皮肉めいた使われ方をしています。

 

例えば、アニメやゲームの世界では、、

□男の子が主人公できていたものを女の子を主人公に

□白人が主人公だったのを黒人の主人公に

□LGBTのキャラクターを登場させる

□ピンクが女性キャラだったのを男性に

□美形ばかりだった主人公を普通の顔に

 

といったようなことを皮肉って「ポリコレ」だね、

という表現をします。

 

元々は、差別を無くしていこうという社会の動きだったのでしょうけど、

"わざわざ"やっている時点で、それもまた差別意識のような矛盾を生んでいます。

さて、ポリコレについてはともかく、

時代は「個」の尊重という方向に動いています。

 

多くの人間関係の中で傷ついたとき、

「個性」という言葉、状態を信仰してしまうことがあります。

 

なぜならば、いわゆる"一般的"なところから離れると、

少数派は"濃く"なります。

例えば、一般的に世間で売れているポップスファンよりも、

一部で人気のインディーズのデスメタルファンのほうが、

「わかるのってウチらだけだよね。」

感が強まります。

 

いわゆる、

"少数派のプレミアム感"

のようなものです。

もちろん、趣味として楽しむ分にはいいのですが、

「個性信仰」

になってしまうと、

「わかってもらわなくていい」

という逆走が強まってしまいます。

 

多くの場合、コモンセンス(共通感覚)という土台のもと、

人間関係は成り立っていきます。

社会のなかで傷ついたことによる「個性信仰」は、

一時の安心かもしれませんが、本当の問題解決には至らないのです。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

人間関係で傷ついたときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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