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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「正見」について。
皆さんは、自分のことがよく見えますか？
あまり見えないですか？
私たちは、自分で自分のことは、
よく知っているような気がします。
しかし、自分のことでよく見えるのは、
どんなことでしょう？
「〇〇ができない。」
「〇〇が人より劣っている。」
「〇〇がどうして認められないんだ。」
こういったことは、目につきやすくありますせんか？
逆に…。
・家族がいる
・仕事がある
・借金なく暮らしている
こういったことは、"当たり前"で、
喜んだり、幸せを感じる要因にはなりにくいですよね。
毎年、クリスマスにテレビで放映される映画と言えば？
何が思いつきますか？
そのなかに『ホーム・アローン』はありますよね。
クリスマスの夜、家族にうっかり置いて行かれた子供が、
家に侵入せんとする強盗を見事に追い返す映画です。
この主人公を演じたマコレー・カルキン。
マコレー・カルキンはきっと、続編もあるこの映画によって、
スターとしての暮らしをしたんだろうな…と思いますよね。
マコレー・カルキンの家は、裕福ではなく、
父親は苦しい家計をなんとかしようと、恐怖で子供を管理し、
子供たちに稼がせようとします。
マコレー・カルキンも例外ではなく、
たまたま親戚のコネで出た番組で注目され、
とんとん拍子で、ヒット作『ホーム・アローン』に辿り着きます。
ところが、大金を目にした父親はタガが外れ、
どんな契約も金額が良ければ契約をして、どんどんマコレーに働かせます。
スパルタで、イメージも戦略もなく、金額だけが指標でした。
幼いマコレーはもうメディアの世界に疲れ楽しくなくなっていませんでした。
結果として、マコレーが売れなくなり、
両親は離婚しました。
その後、人生を右往左往した彼は、
一時期重度のうつ病になり、自殺未遂までしてしまうのでした。
…といった人生は『ホーム・アローン』というヒット作からは、
全く想像がつきませんよね。
他人の人生のいいところはよく見えます。
自分の人生のいいところは"当たり前"になり、
自分の人生のよくないところばかり、よく見えます。
劣等感は、正しく扱うことで成長につながりますが、
誤って扱うと、やっかいなことになり、
不幸感だけが漂います。
正しくものごとを見るというのは、
意識しなければ、とても難しいことなのでしょうね。
いつも有難うございます。
「じぶんばっかり」と思うときはアンフィニへ！
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ご予約は052-253-5040まで！
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