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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「思い込み」について。
皆さんは、何を信じて疑わないですか？
どんなことですか？
私たちは、自分が経験してきたことや、
自分が受けた刺激によって、世界への"フィルター"をつくっていきます。
できあがったものは、
本人にとっては絶対的になり、余程のことが無ければ、
疑う余地がありません。
中国の政治家であった毛沢東。
社会の授業でも出てくる名前です。
彼が中国の主席のときにある政策が行われました。
農作物と鉄鋼製品の増産政策のなかで、
農作物の生産量を増やすことの害となっているのは、
雀（すずめ）だという認識になり、大規模な駆除を行いました。
毛沢東の思い込みに、反論した学者たちの言葉は届かず、
約一億羽の雀が駆除されたといいます。
結果どうなったかというと、想像がつきますよね。
雀は害虫などを食べるのですが、
その雀がいなくなったことで、害虫が穀物にダメージを与え、
数千万人（1,500万〜5,500万以上）が飢餓で亡くなったといわれます。
この飢饉は、『中国大飢饉』と称され、
権力者の"思い込み"によって、総人口損失は7600万人と結論付けられました。
この時期、人間や野良犬まで食べられたといいますから壮絶な状況だったのでしょう。
それだけ、本人が思い込んだことというのは、
年齢や経験に関係なく、とても強いものになるのでしょう。
いや、むしろ"年齢や経験"があるからこその「思い込み」なのです。
自分が見ている世界。。
□幸せとは？
□自分とは？
□大切な価値観とは？
□怖ろしいこととは？
□他者とは？
□食とは？
□異性の存在とは？
□大切な場所とは？
□心に残っている傷とは？
色々なもので世界は成り立っています。
これらが全て同じ人間は殆どいませんが、
誰もが自分が知っている世界が"本当"だと思い込んでいます。
その世界にあると思っているものは、あります。
その世界にないと思っているものは、ないです。
皆さんの世界はどうですか？
何を知らなくて、何を知っているのか？
知らないことをどう取り込むのかで、世界は変わります。
失敗したときこそは、思い込みを疑うチャンス。
「思い込み」が「思い込み」だということを受け入れる勇気があれば、
新しい世界が待っているのです。
いつも有難うございます。
思い込みをなんとかしたいときはアンフィニへ！
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ご予約は052-253-5040まで！
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