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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「記憶」について。
皆さんは、何か誰かにやったことが、
ひどく後悔の記憶として残っていますか?
では、誰かにひどく傷つけられて、
ひどく、嫌悪的な記憶として残っていることは、
どれくらいありますか?
生きていると、
こういったことはしばしば起きます。
記憶としては、圧倒的に、
誰もが"嫌悪的な被害に遭った記憶"のほうが、
多いのではないでしょうか?
人間は、自然界で生きる生存競争で、
ネガティブな記憶を強く感じて残すようにできています。
ポジティブな記憶が強い個体と、
ネガティブな記憶が強い個体なら、
後者のほうが、生き残ることができますよね。
そして、人間には、
自分を正しいと思っているところがあります。
デール・カーネギーの言葉でも、
「泥棒でさえ、自分が正しいと思っている」というくらいです。
そうすると、
人生において、加害者と被害者の記憶は、
全く違うものになります。
いじめられっ子といじめっ子。
病んだ部下とパワハラ上司。
顔色を気にする子供と虐待親。
加害者にしてみれば、
「え?そうだっけ?」
「そんなこともあったような…。」
「あれは理由があってさ…。」
と、よっこいしょと思い出すようなものです。
被害者からすれば、
加害者から、どんな気持ちにさせられたかは忘れられないものですし、
何年経っても、出会うことすら苦痛かもしれません。
果たしてそれは絶対なのかといえば、
感じた感情は絶対であったとしても、
何かしらの偏りが生まれてしまうのでは?
人間は"ネガティブな記憶"を嫌いながらも、
大切にしてしまうという生き物です。
色々な角度から向き合ったとき、薄い記憶に変化するかもしれません。
よく、スピ系や宗教哲学で、
「ゆるす」ということが高尚に扱われるのは、
ある意味、自分自身にとってメリットが大きいからかもしれませんね。
いつも有難うございます。
相手が許せないときはアンフィニへ!
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ご予約は052-253-5040まで!
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