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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「引き際」について。
皆さんは、引き際が悪いなーとか、
素敵な引き際だなとか感じたことがありますか?
最近、オリンピックの云々で、
"老害"という言葉が、メディアでちらほらと聞こえました。
皆さんにとって、老害を感じることはどんなことですか?
例えば、自動車のブレーキとアクセルを間違えて、
子供や道行く人に突っ込んでしまう自動車事故は、
老人であることが多いようですが、加害者被害者どちらにも悲惨な事件ですよね。
老いてくると、様々な運動機能や感覚は鈍ってきます。
頭ではイケると思っても、身体がついていかないのです。
だけども感覚や記憶だけは昔のままなので、認め難いのでしょう。
運動会で久しぶりに走って転ぶお父さんのようなものですね。
運転免許を返納するのは、本人に委ねられています。
運悪く、痴呆が始まっても返納しないときは、家族が冷や冷やするでしょうね。
実際、私の身近なところでもそういうことがありました。
"老い"を認めるということは、
人によっては認め難く、人によっては認められるもの。
輝かしい時期を持っている人ほど、認め難いのかもしれません。
どちらが美しく感じるでしょう?
本田技研工業の創業者、本田宗一郎氏は、
自分の持った技術者としての誇りや方針と、新しい時代の技術者との間に、
深いギャップを感じつつも、なかなか引くに引けない状況ができてしまったようです。
そして信頼する副社長に引退を促されたとき、
誰かにそう言われるのを待っていたと、涙を流したとか?
本田宗一郎氏のみならず、引き際を探し続け、
引退したことで、自分の人生に立ち返った人は少なくないのではと思います。
引退や老いに関係なく、
柔軟さを失ったとき、人はものごとを受け入れられず、
執着し、防衛体制をとってしまいます。
ところが防衛体制をとっている状態というのは、
「これが自分だ!」と思いながらも、苦しく生き心地が悪いもの。
「押してダメなら引いてみな」
という言葉があるように、
"引き際"まで自分の燃やした心は無駄にはならず、
今後の自分や、新しい時代の人に活かされるものになるのではないでしょうか。
そして、自分の人生に立ち返ることで、
新しい一歩を踏み出していけるのです。
"引き際"というのは、ひとつのタイミング。
逃さないでいられることが、ある意味、
人間としての美学なのでしょうね。![]()
いつも有難うございます。

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