人は何故そのままでいようとしてしまうのか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「現状維持バイアス」について。

皆さんは、最近何か積極的に変化したいことありますか?

それともあまりありませんか?

 

意識が高い人の場合、何か特別な問題を感じなくても、

自ら自分を分析し、成長していきたいと感じるでしょう。

 

多くの場合は、何かしらの問題や悩みを抱えたとき、

現状に対して、脱したい変化を起こしたい、

もしくはよくなりたいと感じることと思います。

 

イソップ物語に『二匹のカエル』という話があります。

荷馬車が行き来するデコボコ道がありました。

そこには水たまりがあり、2匹のカエルが住んでいました。

ある日、一匹のカエルがもう少し広い場所をと水辺を探しに行きました。

 

すると、大きな池を見つけたので引っ越しました。

豊かでm大きな池に引っ越したカエルは、

もう一匹のカエルを心配して誘います。

 

「こっちには、たっぷりの水と餌があるし、

 とても静かだから引っ越しておいでよ。」

何度も誘ったのですが、

「ここでいいよ。今までここで暮らしてこれたから。」

水たまりのカエルは、そういって断るのでした。

 

それからしばらくして、

ある日デコボコ道からはみ出した荷馬車に、

水たまりのカエルは轢かれてしまいました。

 

人間というのは、

同じ量加減(※通常中々測れませんが)の利得と損失を天秤にかけた場合、

損失を回避したいという気持ちの方が上回ります。

 

これは、プロスペクト理論といって、

投資の世界の人はだいたい知っている理論ですが、

人間というのは"損失"を味わいたくないのです。

例えば、企業に新しいITシステムが導入される際、

慣れれば明らかに労力が減って、精度が上がるということをわかっても、

多くの部署の人たちは、今までのやり方を変えるのを嫌がります。

新しいこととというのは、予想がつかないため、

"損失"がどこに潜んでいるのかが分からず、

不快さがあったとしても、予想がつく不快のほうがいいのです。

 

こういった人間の心理があるということを知って、

人からの客観的な視点を積極的に自分に取り入れることで、

チャンスや成長を得ていくことができるのです。虹



いつも有難うございます。

頑固な人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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