人間が紙袋で作ったマスクを被ったらどうなるか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「匿名性」について。

皆さんは、自分は攻撃的な性格だと思いますか?

それとも温和な性格ですか?

 

もし、例えば街頭インタビューで、

「あなたの嫌いな人はどんな人ですか?今いますか?」

と聞かれたとします。

 

顔にモザイクと、変声機を通す場合と、

そのまま映る場合では、

どちらが本音をノビノビと言えますか?

 

おそらく前者ですよね。

 

私たちは日常で、ある程度の制御をかけながら、

言葉を発しています。

 

頼まれて嫌なことも、「いいですよ。」と言ったり、

生理的に無理と思っても、お世辞を言うことがあったり、

いらないものを「有難うございます。」ともらうこともあるでしょう。

心理学者ジンバルドーの行った、匿名性の実験は有名で、

先ず、名札をつけたグループと、

袋を被って誰だかわからないグループに分けます。

 

そして、不快な印象の人物と、

よい印象の人物に、ボタンで軽い電気ショックを与えるのですが、

ボタンを離すタイミングは、本人に任されています。

 

実験の結果、

不快な印象の人物には勿論のこと、よい印象の人物にも、

袋を被ったグルーブは、長時間電気ショックを与えたのでした。

 

自分が誰だかあまり知られていない匿名性の状態を

「没個性化」といいますが、

没個性化のときに、人間は攻撃性や残虐性が向上するのでした。

・インターネット上の匿名性

・都会で大勢の群集がバカ騒ぎしている状態

なども、没個性化の一つです。

 

恐ろしいことですよね。

"自分が誰なのか"を知られない状態になっても、

人間性を大切にしたいですね。虹



いつも有難うございます。

人間が恐い人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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