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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「意味」について。
皆さんは、ポジティブなことと、
ネガティブなこと、どちらが好きですか?
もちろんポジティブなことでしょうね!
ネガティブなことは、できるならば味わうことなく、
人生をポジティブばかりで散りばめたいことでしょう。
一時期、「意識高い系ポジティブ・シンキング」なるものが、
世の中でちらほら見かけることがありました。
今もあるかもしれませんが(^^;
嫌な仕事を無理やり押し付けられても…、
「これは自分への試されごとだ!ツイてる!」
自分の顔に自信が無くても鏡を見て…、
「私ってかわいい!ツイてる!」
インフルエンザで高熱が出ても…、
「これはデトックス!ツイてる!」
どんな出来事も、自分がどう感じるかが大事というのは、
もちろんそうですが、ここまでくると、
ちょっと無理やり感があって、心からそう感じてないことが多いのでは?
もしくは、無理やりポジティブに感じる癖がついて、
本当の心を感じられなくなっているとか…。
ものごとというのは、どちらか片方を得ようとすることが、
とても"不自然"なことです。
例えば、両手の掌を合わせて、
パンッ!と叩いたとき、
どちらの手が鳴ったのでしょう?
右の手でしょうか?
左の手でしょうか?
どちらかと言えますか?
有名な「インサイド・ヘッド」というアニメ映画があります。
主人公の少女の頭(心)の中に存在する、
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情の擬人化の物語です。
インサイド・ヘッドというのは邦題で、
原題は、"Inside Out"といいます。
意味は、裏返しとか、表裏ということです。
物語は、
喜びだけで埋め尽くしたほうが幸せじゃん!
悲しみなんて必要ないよ!
というトーンから進みます…が…。
しかし、全ては表と裏。
右があるから左があるように、
喜びがあるから、悲しみもあり、
暗闇があるから、光もあります。
どちらかだけに"意味"があるわけではなく、
どちらもセットでひとつのこと。
どちらも感じられてこそ、
片方もちゃんと感じられるのです。
いつも有難うございます。
片方の意味が分からない人はアンフィニへ!
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