意識高い系ポジティブ・シンキングが不自然なワケ | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「意味」について。

皆さんは、ポジティブなことと、

ネガティブなこと、どちらが好きですか?

 

もちろんポジティブなことでしょうね!

ネガティブなことは、できるならば味わうことなく、

人生をポジティブばかりで散りばめたいことでしょう。

 

一時期、「意識高い系ポジティブ・シンキング」なるものが、

世の中でちらほら見かけることがありました。

今もあるかもしれませんが(^^;

 

嫌な仕事を無理やり押し付けられても…、

「これは自分への試されごとだ!ツイてる!」

 

自分の顔に自信が無くても鏡を見て…、

「私ってかわいい!ツイてる!」

 

インフルエンザで高熱が出ても…、

「これはデトックス!ツイてる!」

 

どんな出来事も、自分がどう感じるかが大事というのは、

もちろんそうですが、ここまでくると、

ちょっと無理やり感があって、心からそう感じてないことが多いのでは?

 

もしくは、無理やりポジティブに感じる癖がついて、

本当の心を感じられなくなっているとか…。

 

ものごとというのは、どちらか片方を得ようとすることが、

とても"不自然"なことです。

例えば、両手の掌を合わせて、

パンッ!と叩いたとき、

どちらの手が鳴ったのでしょう?

 

右の手でしょうか?

左の手でしょうか?

どちらかと言えますか?

 

 

有名な「インサイド・ヘッド」というアニメ映画があります。

主人公の少女の頭(心)の中に存在する、

ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情の擬人化の物語です。

 

インサイド・ヘッドというのは邦題で、

原題は、"Inside Out"といいます。

意味は、裏返しとか、表裏ということです。

 

物語は、

喜びだけで埋め尽くしたほうが幸せじゃん!

悲しみなんて必要ないよ!

というトーンから進みます…が…。

しかし、全ては表と裏

 

右があるから左があるように、

喜びがあるから、悲しみもあり、

暗闇があるから、光もあります。

 

どちらかだけに"意味"があるわけではなく、

どちらもセットでひとつのこと。

 

どちらも感じられてこそ

片方もちゃんと感じられるのです。虹



いつも有難うございます。

片方の意味が分からない人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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