AIにはできなくて、人間だからこそできること

さて、今回は「人間とAI」について。

皆さんは、AIについて、

自分の職業を危惧したことがありますか？

AI（人工知能）の発展は近年目覚ましいですよね。

昔は、携帯電話本体に話しかけることはありませんでしたし、

ペットと人間以外に、人間が話しかけることは日常で殆どありませんでした。

しかし、昨今のAIは、

音声を認識したり、画像を判別したり、

ビッグデータ（巨大で複雑な情報）から予測・判断できるようになってきています。

最近のヒーローもの『仮面ライダーゼロワン』でも、

主人公は、お笑い芸人からAI企業の社長となった青年で、

敵役を含めて、人工知能技術を巡る戦いが描かれています。

そこでもよく耳にする言葉、「シンギュラリティ（技術的特異点）」。

人工知能が、自ら人類に代わって文明の進歩の主役になるような時点をいいます。

AIものの映画などではよくある展開ですね。

「20XX年！人類に代わって人工知能が世界を…！」みたいなｗ

そんな時代は来るのでしょうか？

「東ロボくんプロジェクト」というものがあります。

AIが東大に合格するのか？

というものです。

AIに何ができて何ができないかを突き詰める実験です。

AIは東大に合格できませんでした。

国語と英語がかなり厳しい結果になったようです。

AIが得意なことは、

論理演算、確率、統計といったことです。

逆に苦手なのは、

コミュニケーション、読解力です。

AIにできる仕事は得意なことの範囲の事務的な類です。

ですから現時点で、シンギュラリティは無いとされています。

AIは色々な"意味"や"背景"までを理解することはできないのです。

「なんだー。それなら安心だわ。」

本当にそうですか？

コミュニケーション能力、読解力、

皆さんは、持っていますか？

ある統計では、３人に１人はその能力に欠けるといわれています。

"人間だからこそできること"を高めていくということは、

とても大切なことですね。

いつも有難うございます。

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