「それもひとつの個性として受け止める」という言葉 | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「省略」について。

皆さんは、「ああ、〇〇ね。」と返されて、

心の中で『ほんとにわかってるかな…。』と思ったことありますか?

 

子供は何かをわかろうとするとき、

ちゃんとわかろうとします。

 

しかし、大人というのは、

経験によって、色々な前例や情報と照らし合わせることができるので、

あれと同じだ、あのときと比べて少しこうだと記憶を辿ります。

 

例えば、失恋をした人が辛い思いをしているとき、

友人から、「最近失恋してさー…。辛いんだよね。」と言われた途端、

「わかるぅ~!」と思ったり言ったりすることはありますよね。

 

しかし、実は"途端"にわかるには、早すぎで、

自分の辛さ≠他者の辛さ

であることに気づきません。

 

余談ですが、もしカウンセラーでそういう人がいたら、

ニセモノだと思ってくださいw

 

ハナシは戻りますが、

このように、私たちは反射的に記憶を辿りますし、

イラストなんかも書略パターンを知ると、それを使います。

 

"省略癖"があるのです。

先日、朝の番組で、

「LGBT」について特集されていました。

 

学校の教師向けに、講義をしている様子もあり、

講義を受けた教師からのコメントも映っていました。

そのなかで…。

 

「ひとつの個性かなと思いました。」

 

という言葉にちょっとザワザワしたんですよね。

勿論、テレビなので話した全てが映っているわけではありませんので、

その人への批判ではないです。

"個性"という言葉って、危うく便利だなと感じたのです。

 

もちろん温かな響きですし、尊重は大事だけれども、

ちゃんと理解することは、"個性"という言葉でまとめるよりも、

とても大事なことです。

 

自分にも、他人にも。虹



いつも有難うございます。

自分を理解したい人はアンフィニへ!

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