セックスマニュアルは読まないで

さて、今回は「マニュアル」について。

皆さんは、雑誌の恋愛特集とか、

セックス事情特集とか好きですか？

セックスというのは、なかなかおおっぴろげにする感もなく、

公的に手順やらなんやら習うこともありません。

『セッションズ』という映画があります。

ポリオにより首から下が動かない障害を持つマークは、

これまで一度も女性と付き合うこともなく、ある日性の悩みを専門に扱う医者に相談し、

セックス・セラピーというものを提案されるという話です。

セラピーは６回と決まっているなかで、

マークは、不安と感動が交錯しながら、マニュアル本を読んでそなえたりしますが、

更に、色々な考えで頭をいっぱいにしてうまくいきません。

そこでセラピストのシェリルは、マークにこう伝えます。

「セックスマニュアルは読まないで。」

実話を基にした、とてもいい映画なのでよろしければ是非！

さて、「マニュアル」というものは、

使いようによっては、とても便利で、

効率化、統一化、成功率の向上、といった面で有効といえるでしょう。

しかし、そこに含まれにくいものがあります。

それは…。

"感じる心"

こうしなければならない、ああしなければならない、

といった「正しさ」に脅迫されてしまうと、

ある意味、本質が見えないなんてことは少なくないでしょう。

何が正しくて、何が正しくないか？

何が常識で、何が非常識か？

こととは違ってきてしまうことがあります。

"うまくいく"ことと"満足する"ことは、

必ずしも同じとは限りませんよね。

ネットを検索すれば、知識はでてきます。

ものごとによっては、それが邪魔になったり、

目の前の人を感じる心が大切なこともありますよね。

いつも有難うございます。

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