フランスの郵便配達員が世界に見せた夢中のチカラ

さて、今回は「夢中」について。

皆さんは、したいけどしてないことや、
気持ちに蓋をしてしまっていることありますか？

皆さんの行動の規範は何ですか？

楽しい、楽しくない。

損、得。

役に立つ、役に立たない。

等々

昔々…。
200年弱の昔に、フランスに郵便配達の男がおりました。
男は毎日、毎日、色々な手紙やハガキを配達していました。

中でも、男が好きだったのは、
美しい、世界各地の名所の絵葉書です。

彼が43歳になったある日、
配達途中に石につまづいたのです。
その石はなんとも不思議なカタチをしていました。

彼は、建築家としての知識は全く無いのですか、
今まで絵葉書で見てきた、世界各地の遺跡や建造物への想いが、
つまづいた、いっこの石によって噴出したのでした。

郵便配達員の彼は、配達の途中に見つけた石や貝殻などを
拾っては積み、くっつけ、33年もの歳月が流れる中、
たったひとりで、夢中で理想とする宮殿を作り上げたのです！

宮殿の美しさには、ピカソも刺激を受けたといいます。
フランスの郵便配達員、『シュヴァルの理想宮』は、
なんと1969年、文化財として登録されました。

シュヴァルの「夢中のチカラ」、素晴らしいですよね。
人から見たら、気が遠くなるほどの「忍耐力」でしょうけど、
私の頭に浮かぶのは、楽しそうに作業するシュヴァルの姿です。

もしも自分が"夢中"になれることが見つかったなら、

それは誰かに認められるとか、認められないとか、

そんなことを飛び越えて、やってみてはいかがでしょうか。

いつも有難うございます。

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