【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「承認欲求」について。
皆さんは、TikTokのアプリを
使用したことがありますか？
最近は、SNSによる承認欲求を満たす行為が、
当然のように行われていますね。
バカッターと呼ばれる人たちの愚行もまた、その一つです。
通常で"愚行"と呼ばれることと、
"面白い"の区別がつかなくなってきているのでしょうね。
【愚行】…おろかな行い。ばかげた行い。
更には最近は、警察を挑発するような、
ギリギリのところで、踊ったりふざけたりする行為が、
TikTokなどで流行っているようです。
「権力に挑む、オレ」
「こんなことしちゃいます、オレ」
「こいつら相手にも馬鹿やっちゃってます、オレ」
「ウケんだろ、オレ」
きっと、彼彼女らの周囲にいる一部だけでウケているだけで、
まともな人間から見れば、ただの愚行です。
店の商品の、おでんに指突っ込んだり、
バイト先の冷蔵庫の中に、勤務中ふざけて入ったり、
一度ゴミ箱の中に捨てた食材を調理するのと、何ら変わりません。
心理学者アドラーは、
「承認欲求」については、否定的なほど、
危険性を述べています。
誰かに注目されることや、認められることだけを良しとすると、
ものごとの善悪がつかなくなってしまうのです。
要は、承認されるか否かになってしまうのです。
そして、タチの悪いことに、承認欲求中毒になると、
よいことで承認されないとなれば、
"無能"になってまで、承認されようとしてしまうのです。
これらは全て、過保護な教育が生み出してしまった結果のひとつに過ぎません。
SNSで愚行を行う人たちは、「自由」を謳歌しているようで、
実は承認欲求に縛られた「不自由」の中で生きていることに気づいていません。
私たちが子供の頃は、ある意味、学校の先生たちはやりたい放題でした。
まともな先生も"わずか"にいましたが（※私の主観）、今思い出しても、
理不尽なことのほうが多かった気がします。
時代が進むにつれて、教員たちの立場は窮屈になり、
親は教育は学校頼みで、働きに出て、
子供が少なくなることで、生徒はお客様になりました。
こんな状態で、ものごとの善悪が身につくのでしょうか。
いつの時代も"不良"と呼ばれる存在はありましたが、
今は、SNSによって行為の見た目は軽く、
子供が大人をより軽んじる世の中になりつつある気がします。
大人が"教育"をもっと考えることが必要ですよね。
いつも有難うございます。
承認欲求中毒な人はアンフィニへ！
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