怒り、ゆるせないとき

さて、今回は「ゆるし」について。

皆さんは、誰かを裁いていますか？

誰かというのは、自分を含めてです。（本日宗教的なハナシではないですｗ）

【裁き】…理非（是非）を明らかにすること。

「裁いていない。」

…といえる人は、殆どいないのではないでしょうか？

余程無関心で死んだように生きているか、ご立派なのかどちらかです。

細かいところを見れば、人間は色々なことを"裁いて"います。

通勤途中に見た、不愉快な人。

言いたいことを言えなかった、自分自身に。

理不尽な行為をした、おかしな相手に。

"裁き"をして、人は願いや望み、理想などを、

怒りや悲しみ、絶望などに形を変えていきます。

そんなとき人は人を心から愛せなくなり、

心から信頼できなくなります。

それはとても苦しいことです。

なぜならば、孤独でないとしても孤独になり、

心あるサインや、心配りを受け取ること（気づくこと）ができなくなります。

未来に起きることで、ゆるせないことはありません。

既にあったことに捉われ、今の何割かは見えなくなるのです。

人間ができる行為によることで、

"愛する"ことと同様に、レベルの高い行為といえるのが、

"赦す"ことです。

他者を自分を"赦す"こと。

人間なので簡単に感情が消えるわけではありません。

なので感情を抱き受け入れながらも"赦す"ことです。

これは怠惰になることでも、無関心になることでもありません。

人間にとって、レベルの高い行為であり、

結局は自分の日々、大切な人を大切にできる決断の"行為"なのです。

いつも有難うございます。

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