自分が変わるなら、自分が自分じゃなくなってしまう

さて、今回は「過去の肯定」について。

皆さんは、自分を変えることに積極的ですか？

それとも、過去をアレコレほじくり出してしまうほうですか？

心理学をちょっとかじっているだけだと、

"原因"にフォーカスしてしまうことが多いです。

幼いころ、親から受け続けた行為が原因で…。

中学生のころ受けた、いじめが原因で…。

学校に、あんな先生がいたから…。

大恋愛の末、大失恋したことが原因で…。

本当の自分は、こういう子だったのに我慢したことが原因で…。

もちろん、そういったことも、

"原因の一因"であることは間違いないでしょう。

しかし、あくまで一因であって全てではないのです。

しかし、ついつい「原因」やら「過去」というものにフォーカスし、

「わかっているんだけどね。」

「でも、どうしたらいいのかわからないから。」

と、結局"現状維持"してしまうことは珍しくありません。

そういうことにとって、成長することや、

自分の持つ"可能性"を活かすことは、

"今の自分への否定"となってしまうのです。

だから「原因」やら「過去」が必要となってくる。

必要なのです。

変な話ですよね。

自分の可能性を活かすことや、自分を成長させることが、

今の自分への否定になってしまうのですから。

しかし本当はそうではありません。

新しい自分はいつだって書き換えていけるのです。

それに気づけたとき、人は成長や発展への一歩を踏み出せます。

自分の人生は、自分の支配下にあるのです。

いつも有難うございます。

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