どうせ100％人の気持ちなんてわからないでしょっ

さて、今回は「わかりあう」について。

皆さんは、人と人がわかりあえると思いますか？
わかりあえないと思いますか？

子供の頃、熱狂的に流行ったガンダムのあるキーワード。

『いつか人は分かり合える』

子供の時には、いまいち気にも留まらなかったです。

いつか…。

ということは、人は分かり合えていないということになりますね。

心理学者アドラーもいいます。

「我々は、永遠にわかり合えない存在だ。」

一瞬、えってなります。

しかし、人にはミラーニューロンという神経細胞があり、

人の痛みを自分のことのように感じる、そんな能力があります。

痛そうだ、苦しそうだ、映画や小説を読んで涙を流すこともできます。

でも更に、こんな依存心にまみれたこんな言葉があります。

「どうせ、他人のことなんてわからない。」
「どうせ、私の気持ちなんてわからない。」
「どうせ、人と私は違うんだから。」

当たり前なんです。冷たい意味ではなく。

なぜなら100％自分の気持ち、100％自分の痛みになったら？

それは自分の気持ちであり、自分の痛みだからです。

だから分かり合うということは、

100％ではない状況です。

部分であり、点の共有なのです。

分かり合えないと言った、アドラーも、

だからこそ、自分から信じるという一歩を踏み出し、

続けるという勇気が大切なのだと。

難しいことには"価値"があります。

誰もが受け身にならず、自己憐憫にならなければ、

人間愛の循環が生まれるのではないでしょうか。

いつも有難うございます。

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