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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「教育」について。
皆さんは、社会に出ていますか？
社会に出て一番苦労したことは何ですか？
義務教育や、高等学校などでは、
５教科の類の点数が評価されます。
試験に必要とされる能力も、
５教科の類の問題を解く、もしくは憶えている能力です。
ところが社会に出てみると、研究職など一部の職業以外は、
20歳前後からは、全く違う能力が求められてしまうのです。
コミュニケーション、人間関係構築、逆境での姿勢など。
それでもやはり、学歴というステータスは否めず、
社会には根付いています。
2016年に、名古屋市北区でこんな痛ましい事件が起きました。
当時小学校６年生の息子に対して、
自分の母校である私立中学校へ入学させようとした父親は、
叩いたり髪の毛をむしったり、どんどん暴力がエスカレートしていったそうです。
ドライブレコーダーには、勉強が足らなかったことで、
車内で息子の脚を切りつける音声が残っていたそうです。
最終的には、胸を包丁で刺し、小学６年生の息子は死亡しました。
容疑者の父親は、受験勉強をするまでは、
息子のことをとても可愛がっていたそうです。
母親が「一緒に逃げようか？」と問うたとき、「パパとママ一緒がいい…。」と答えたという…。
なんという胸が苦しくなるような事件ではありませんか？
この場合、殺したのは父親かもしれませんが、
私は母親も同罪だと思います。
最近では、"教育虐待"という言葉があるようで、
小学生が受験のストレスから、心療内科を受けるケースが増えているとか。
勉強が必要ないとか、学校へ行かなくていいとかは思いませんが、
教育って、いったい何だということを感じさせます。
子供が虐待されたり、殺されたり、
問題は大人側にあるのではないでしょうか。
大人が幸せじゃないから、ものごとがよく見えてないと感じます。
大人だからって、強いわけじゃない。
大人だからって、平気なふりする必要もない。
大人だからって、大人じゃない。
もっと、それを受け入れ、
"心"を大切にして、大人も心を育てる世の中であったならと思います。
教育とは何なのか？
幸せに生きるためのものであって、ステータスに非ず。
それを大人が認識してなければ、"不幸な教育"になるでしょうね。
いつも有難うございます。
子供とうまくいっていない人はアンフィニへ！
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