手放しちゃえば自由になれるんだよねー

さて、今回は「残念シリーズ」について。

皆さんは、どんな言葉を耳にしたとき、

ちょっと残念な感じがしますか？

現代は、色んな情報が溢れているので、

本のひとかけらを得たことで、

全体を知ったような気になることもあります。

そして、なんだかぼやっとした気持ちのいい言葉は納得しやすく流行ります。

しかしそういう、うすーい言葉を聞いたとき、

ちょっと心がザワザワってしちゃいます。

例えば…。

「手放しちゃえば自由になれるんだよねー。」

ＳＮＳに一週間に一回くらいは流れてきそうな言葉ですねｗ

だいたいスピ大好きで、心理学やっている人が使うことが多い気がします。

じゃあ…、手放すとはなんでしょう。

親への怒りを手放す、過去への執着や後悔を手放す。

一瞬、市民権を得た言葉過ぎて「そうだよねー！」ってなりそうですがｗ

考えないよう、自分の外側に捨てることでしょうか？

そうではありません。

人間は、「しない、しない」と意識すればするほど意識してしまいます。

外側に捨てるのではなく、"理性"によって正しく理解し、

ただ、現実を受け入れるだけです。

哲学が心にない場合、"理"がないため、

現実を受け入れられないと、現状維持してしまうだけに終わります。

「手放す」というぼやっとした言葉は、なにもすごくないです。

もちろん、そう言ってしまう人が「別にそこまでの意味で…。」とは思うでしょうけどｗ

そうやって心がザワザワしてしまう私は、

「ねじれ者」かもしれませんｗ

いつも有難うございます。

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