新し過ぎたガンダムは…

さて、今回は「本物」について。

皆さんは、地球の周りを

どんな星が廻っていると思いますか？

衛星の月ですよね。

しかし、500年ほど昔には、

地球を中心に、太陽も他の惑星も廻っていることが信じられていました。

ハナシ変わって、

私事ですが…。

私、ガンダム大好きなんですｗ

1972年生まれなので、

ガンプラに熱中した世代です。

ガンダムの何が凄いかというとですね、

今までは、宇宙人が地球に攻めてきたりして、

地球が正義、そして攻めてくる側が悪みたいなパターンでした。

原理のよくわからないビームやミサイルは当然。

主人公は熱血であることがパターンでした。

ガンダムって全然違うんですよ。

極端に例えるなら、戦争を背景にした物語なんですよね。

しかも、人間模様は良く描かれていて、色々リアルなんです。

宇宙戦艦ヤマトが超絶人気を誇る時代の、夕方5時半という時間帯に、

ガンダムは始まりました。

しかも、人員も道具も宇宙戦艦ヤマトの1/3くらいの規模です。

最初は全く視聴率がとれませんでした。

そして、当時のおもちゃは売れない、

絵本も売れないで、スポンサーから叩かれまくりです。

途中、作画のメインマンは入院し、

結局予定より、９話短くなったと聞かされた製作スタッフは、

万歳して喜んだというほどの修羅場だったといいます。

でも、作っている人たちはどれだけ叩かれても、

本当に自分たちが"いい作品"を作っていることは、誇りに思っていました。

だから初回放映時には、全然人気が無かったのです。

新し過ぎたのです。

でも、放映終了後、

メキメキと人気を上げていって、

ガンプラをきっかけに爆発的な人気になっていきました。

ほんとうにいいもの。

"ホンモノ"というのは、天動説から地動説に変わったように、

時間はかかったとしても、認められてしまうものなのでしょうね。

いつも有難うございます。

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