いい方法が必ずいい方法なのか？

さて、今回は「目」について。

皆さんは、人が目的に到達するためには、

一体何が必要だと思いますか？

世の中には、色々な本が出版され、

色々なセミナーが開催され、色々な情報がインターネットにあります。

『お金を稼ぐ方法！！』

『成功を引き寄せる！！』

『コレだけおぼえれば誰とでも会話が続く！！』

『女性に届けるキラキラ恋愛術！！』

多くの場合、

"うまくいくための"方法や情報という名称だけで、

飛びつき、手に取ろうとしてしまいます。

ときには、それを勧める人が、

然程、うまくいっているように見えない…。

なんてことも珍しくありませんね。

名著『星の王子さま』の著者、
サン=テグジュペリはこういいます。

「うまくいかないとき、確かにやりかたも悪いことがあるが、
　むしろ、ものごとを見る眼力が、欠けているのだ。」

皆さんは、どう思いますか？

仏教にも、苦しみの原因を取り除くための
実践方法として、「八正道」というものがあります。

そのひとつが…。

『正見』…誤りのない正しい見解，思想。

ものごとの本質を正しく見解すること、

自分自身を正しく理解することが大切です。

偏見、先入観、固定観念、執着などは、
人の見解を間違いなく曇らせます。
心が落ち着いていないこともまたそうです。

うまくいかないとき、
ものごとを自分が正しく見解しているか？
自分の状態を知ることが、まず大事ではないでしょうか。

鳥は飛ぶことを学ぶほうがいいですし、

魚は泳ぐことを学ぶほうがうまくいきます。

"やり方"よりも、見極める目を養うことが大切ですよね。

いつも有難うございます。

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