他者に望んでしまうのに、自分はそうしないこと

さて、今回は「完璧」について。

皆さんは、自分で自分のことを

「完璧」な人間だと思いますか？

あ、キラキラ意識高い系の、

『どんな人も、そのままでカンペキ！』

的なのは結構ですｗ

皆さんが人を嫌いになったときに、

きっと、「ありえない！」「そんなこともできないなんて！」

といった、人として欠けているところが気になったと思います。

中世ドイツの思想家、トマス・ア・ケンピスのこんな言葉があります。

「われわれは、好んで他者には完全であることを求めるが、
　自分自身の欠点を好んで正そうとはしない。」

そうですよね。
他者に対しては、自分の中の正義やルールで評価します。
じゃあ自分はどうなんだとは、なかなか考えないですよね。

自分のことから目を逸らす、

免罪符的な決まり文句があります。

「それをやっても無理だと思う。」
「それは続かないかな…。」
「うーん、私そういうの苦手なんで。」

「私がわたしじゃなくなっちゃう…。」

「もうちょっと余裕ができたらそのとき。」

ツッコミどころ満載です。

自分の変化に消極的になることは、

簡単な割に、損することが実は多いです。

諸行無常というのは世の真理ですから。

"やるか"、"やらないか"は何でも自分次第。

自分で自分の人間としての幅を決めるのことができるし、

人生のハンドルを握っているのは自分なのです。

何歳になっても自己研鑽できる人間でありたいですね。

いつも有難うございます。

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