悪魔のように意地悪になるとしたら…

さて、今回は「意地悪」について。

皆さんは、どんな人が、

人に対して意地悪なことをすると思いますか？

先日昔見た映画ですが、「ヘルプ」という映画を見ました。

1960年代のアメリカ南部、

黒人への人種差別が当たり前のようにあった時代の、

黒人メイドたちの告白本ができるまでのストーリーです。

今や、「ラ・ラ・ランド」や「バードマン」などで、

大活躍のエマ・ストーンが主演しています。

子供の頃、自分が面倒をみた白人の子供が、

大人になったとき、差別的に雇われるという、

なんとも奇妙でいびつな関係も描かれています。

めっちゃくちゃ意地悪で、差別意識の強い登場人物ヒリーに対して、

「嘘と脅しばかりで何でも思い通りになるとでも…？！あなたは悪魔よ！」

とメイドは言います。

そして続けてこういいます。

「疲れませんか、ヒリー様。疲れませんか？」

自分の弱さと歪みを指摘されたようで、ヒリーは涙を流します。

私たちは、人間です。

心が正常であるならば、嘘をついたり、

意地悪することは、楽しいことではないのです。

自分が不幸だから、嘘や意地悪によって、

自分より下に扱って満足したような気持ちになる。

それは満たされる行為ではありません。

疲れるはずです。

そして、

幸せな人は、意地悪をしないのです。

映画「ヘルプ」。

生きているというのはどういうことか？

そんなメッセージを感じます。

いつも有難うございます。

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