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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「不一致」について。
皆さんは、何か期待をしていて、
それと違ってガッカリしたことがありますか?
私たちは、何か期待に胸を膨らましているときには、
色々な感情や、前情報が、
頭の中を駆け巡ります。
例えば…。
あなたが10ヶ月後フランス旅行に一ヶ月行けることになりました。
色々なガイドブックを読み漁り、
ネットや、友人からの情報を沢山得ます。
申し込んだツアーの事前説明会にも出席し、
何人かの人たちと現地で会うことも約束します。
気分は日を追うごとに高まっていきます。
あんなことをしよう。こんなことをしよう。
あれだけはやっておこう。
フランスといえば外国人訪問者数トップの国です。
文化遺産も多くあり、美しい自然もまた多くあります。
そして迎えた当日!
忘れ物はない!
準備万端!
意気揚々と案内に沿って、飛行機に乗り込み、
何時間ものフライトを経て、
降り立った地で、迎えた客室乗務員がこういいます。
「オランダへようこそ!」
「え!?なに!?…オランダ!!??」
あなたの旅は手続き違いでオランダになってしまっていたのです。
そんなことってあるの!?
あなたは一ヶ月そこで過ごすことになりました。
フランスではありませんでしたが、
オランダです。
同じヨーロッパ諸国のひとつなのです。
しかし、あなたの心はこう呟いてしまいます。
「フランス行くのが夢だったのに…。」
「あれもこれも結局できないじゃん!」
「なんで私だけこんな目にあうの!?」
「こんなはずじゃなかったのに…。」
「フランスへ行けたみんないいなぁ…。」
すると途端に、日々は曇ってしまいます。
本当なら楽しめるであろう時間も、苦痛で憂鬱に。
綺麗なチューリップ、雄大な景色と風車、
アンネ・フランクの家や、ゴッホ美術館、
マウデン城など、ほんとうなら気づける美しさや時間があるはずなのです。
夢見たこととの不一致は傷となり、痛みは残るかもしれません。
しかし、それに捉われている限りはオランダならではの素晴らしさに、
旅に出れた恵まれた機会にも、気づくことはできないでしょう。
…と。
これはドラマ「コウノドリ」で、
ダウン症の赤ちゃんを育てることについて向き合った回で、
紹介された「オランダへようこそ!」という詩のアレンジです。
感動しましたし、感動と同時に、
こういうことは日常で多くあるのではないでしょうか?
不一致からの落胆が、ほんとうのそのものの素晴らしさまで隠してしまうのです。![]()
いつも有難うございます。

心当たりがある人はアンフィニへ!
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