自分が嫌いな記憶をサングラスに

さて、今回は「フィルター」について。

皆さんは、何を通して世界を見ていますか？

「目に決まってるじゃん！」…ほんとですか？

感覚でいえば、もちろん「視覚」ですが、

世界はそれぞれ人によって違います。

心のフィルターを通るので、"感じ方"が違うのです。

話しは変わりますが、

"トラウマ"と呼ばれるものがあります。

強烈に嫌な思い出などが、心にずっと残り、

場面ごとであったり、行動にマイナスな影響を及ぼします。

例えば、心に残った嫌な思い出は、

黒透明なブヨブヨした固体みたいなものだとします。

心から取り出し、それをコネコネします。

丸く二つに分けて、薄くのばしていきます。

薄くのばして、光がとおるようになったら乾かします。

乾いたら、サングラスのレンズにしましょう。

人は、そのサングラスが大嫌いなものでできているのに、

常に肌身離さずかけていることが多いのです。

フィルターを通して世界をみるのです。

そのときの自分。

そのときの周囲の人。

そのときの出来事。

それを通して世界を見ていたら？

それは"ほんとうの今"の世界なのでしょうか？

いつも有難うございます。

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