質の低い直感

【3月セミナー開催予定】

■ココロカフェ…8日「徒然に思考を拡げる」

■ココロカフェ…22日「ココロカフェ・スピンオフ」

■ココロカフェサンデー…31日「星の王子に学ぶ」

■ココロカフェ＠東京…16日「大人学」

ココロカフェサンデーのヒトコマです。

さて、今回は「直感」についてです。

皆さん、直感ってどんなものだと思いますか？

どんなときに使いますか？

「直感」って、

さもすれば素晴らしくミラクルなものとして、

よく捉えられがちです。

よく考えて出した答えでうまくいくよりも、

「直感」で考えて出した答えでうまくいくほうが、

スゴイものとして扱われやすいです。

「直観とは、認識以上のものでも、

それ以下のものでもない。

認識の一つのパターンである。」

社会科学者のハーバート・サイモンの言葉です。

「直感」を全面否定しているわけではありません。

ただ、対極のところにあるものの一つとして、

「思いやる」というものがあります。

相手の感情を「思いやる」ということは、

理解も努力も必要です。

「直感」は時々、それを飛び越えてしまうのです。

自分のみならず、周りや相手も関わることであるならば、

その「直感」本当に今、適切でしょうか。

思考と経験の積み重ねが、質の高い直感を生むのです。

いつも有難うございます。

単純な直感神話はどうでしょうね。