【3月セミナー開催予定】
■ココロカフェ…8日「徒然に思考を拡げる」
■ココロカフェ…22日「ココロカフェ・スピンオフ」
■ココロカフェサンデー…31日「星の王子に学ぶ」
■ココロカフェ@東京…16日「大人学」
さて、今回は映画「The Help」からです。
これは、1960年代のアメリカを舞台とした、
白人女性と黒人メイドたちとの話です。
白人女性たちは自分の子供を育てることなく、
黒人のメイドたちに、自分の子供を育てさせていました。
もうひとりの主人公でもあるメイドが、
小さな白人の子供に囁くように、
子供自身にも自答させるセリフがこれでした。
「あなたは優しい子。
あなたは賢い子。
あなたは大切な子。」![]()
本当は、人ってそうなんじゃないかと思わされました。
優しくあれる。賢くなれる。
皆ひとりひとりが大切。
何かを守ろうと優しくなくなったり、
賢くなれる可能性を手放してしまったり、
誰かの大切であることを忘れてしまったり。
このメイドが、終始最高に意地の悪い白人女性に、
終盤シーンでこう言います。
「疲れませんか?」
白人の子供に、そう育ってほしい願いもあったのかもしれません。
そして、子供の頃は純粋にそこに向かえていた大人が、
現実や、経験、立場からそうじゃなくなってゆく…。
なかなか心に響く映画でした。![]()
女優陣も豪華です。
.
- ヘルプ~心がつなぐストーリー~ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]/エマ・ストーン,ヴィオラ・デイヴィス,オクタヴィア・スペンサー
- ¥3,990
- Amazon.co.jp

