東京・大阪・名古屋の中学受験国語専門塾
パワー読解新宿・大阪国語
今津です。
新宿で書いています。
私立中の国語のセンセー、実は悶々としている時期なんです。
なんだかおわかりですか???
それは、「来年度の入試問題どうしよう」問題が絶賛勃発中だからですw
なんだそれ??
そうですよね。
中学入試なんて、来年の1月もしくは2月上旬です。
まだまだ先じゃないですか。
でも、違うんです。
そろそろ結論を出さないといけないんです。時期的に。
何の本を問題文本文として取り上げるのか。
世の中たくさん本があるじゃないか、とお思いでしょう。
実際に、日本国内で1年間に発行される本は約7万種です。
1冊1冊に筆者がいて、編集者がついています。
筆者と編集者はそれこそ何か月もかけて1冊の本を創り出していくわけです。
それはそれはもう大変です。
原稿用紙数枚の作文をするのですら、大変ですよねw
ちなみにワタクシは、毎日ここの文章を書いています。だいたい2000字前後になるように調整して書いているんです。
原稿用紙にして5~6枚です。
それを毎日書いているんです。
大変ですねとか言われますが、まったくどうってことありません。それが仕事ですから。
とにかくそんな大変な作業をして出来上がった本が毎年7万もあるんです。
でも、中学受験に使える本はまったくありません。
奇跡的に二十冊程度。三十冊もあれば豊作です。
それを、全国の私立中の国語のセンセー達は、それこそ血眼で探すわけです。
探しても探しても、使えそうな本が見つからない。
もう、この時期になると半泣きになるんです。
そして見つけた珠玉の1冊。
それを使って作問をしたところ、いい作問ができなかったりします。作問をして答案を作ったところ、答えがいくつも出てきたりします。
また半泣きです。
本文をいじくったり、細工をしてみたり、いろんな改造をほどこします。
そして出来上がった絶品の問題。
これが入試に出てくるわけです。
プレテストを実施している学校の場合、入試問題を作成する時点で同時にプレテ用も作成します。
そして、プレテも入試本番も、何回もテストを実施します。
その結果、センセーたちで手分けして作問をしたとしても、一人でいくつか大問を作成しないといけないことになったりするのです。
もう死にそうになります。
ネタが上がっていれば問題を作成するのはカンタンなんです。
何が問題かというと、ネタ本が見つからないんです。
で、だいたい夏休み前あたりまでにネタ本を見つけ、作問を開始するわけです。
先日、ワタクシは紀伊国屋書店の梅田店に出向きました。
目的は、2025年度中学入試ではじめてお目見えする入試のネタ本を探しにいくためです。
今まで一度も出題されたことのない本で、2025年度入試に初デビューするであろう本を探しました。
紀伊国屋の梅田を知っている方ならおわかりでしょうが、それはそれはもうメチャクチャ本があるわけです。
東京の新宿の本店と同じくらいあります。
その中で、初デビューする可能性のメチャクチャ高い本を手にすることができました。
その数、実にたったの6冊w
メチャクチャ少ないでしょう?
しかしこれでも「豊作」なんです。
紀伊国屋の梅田でこの状態。で、これが豊作状態。
他に行くと、1冊も出会うことができないなんてことはザラです。
ちなみに、紀伊国屋で立ち読みした冊数は、おそらく30冊くらいだったと思います(いちいち数えてません)。
フツーの国語のセンセーなら、そんな数読めないです。
ワタクシ、この冊数を1時間ほどで行いました。
いちいち、そんなものに時間を割くのはもったいない。
で、東京と大阪の教室に「2025年度の予想本」として並べています。
ここにあと数冊加わるはずです。
紀伊国屋の梅田では見かけなかったけど、必ず出てくる本があといくつかあるのです。すでにそれは何かを見抜いているのです。
たまたまそれが先日見当たらなかったんです。
紀伊国屋に出向いたのは、すでに見抜いている数冊の本以外に、何かめぼしいものはないかを探しにいったわけです。
これらの本を今頃は全国の私立中の国語のセンセーたちが必死になって読んでいて、作問していることでしょう。
ご苦労様でございます。
学校と塾という違う立場ですが同じ国語屋さんですけども、高見の見物をさせていただきたいと思います。
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