最近の中学受験で起きている「異変」とは? | 中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解 パワー速読」Ⓡ

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こんにちは。

東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
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今津です。

 

新宿で書いています。

 

 

最近の中学入試問題の傾向を見ていると、昔とは少し違ってきています。

 

子どもの頃に中学受験を経験なさった方ならば、そのことにお気づきになられているかもしれません。

 

例えば、算数。

 

つるかめ算を解くのに、今頃「鶴の足は2本で、カメの足は4本。だから…」みたいなことをいちいち考えるお子さまは皆無です。

 

また、今のお子さまは面積図で解くのが普通です。塾によっては、面積図よりももっと簡単に解けるスゴ技を指導していたりするかもしれません。

 

でも、昔は面積図なんてありませんでした。線分図を使ってゴニョゴニョ考えていたんです。

 

ただ、少しわかりにくい。

 

 

算数においては、保護者のみなさまの世代において難問とされていた問題が、今のお子さまはフツーのレベルの問題だったりします。なんなら、小問集合のうちの一つとしてしか取り扱われず、お子さまたちは一瞬で解いてしまうようなことがよくあります。

 

これは、

 

中学校側が難問を出す

 

→受験生が悩む

 

→自分で考えて解ける子のみ合格点を取れるようにする

 

→塾屋がそれを見て、解き方を研究する

 

→お子さまに指導する

 

→翌年の入試ではみんなが解けるようになっている

 

→中学校側がまた新たな難問を出す

 

(以下同文)

 

というようなことがひたすら繰り返されてきました。

 

ところが、最近はそのようなループがなくなり、難問しか出さない学校が比較的普通の問題を出すようになってきている流れが出ています。

 

ワタクシは算数が専門ではありませんので、プレジデントオンラインの3月16日の記事から拾いますと、

 

麻布や武蔵、渋谷教育学園渋谷あたりはその流れのようです。

 

 

では、どこで差をつけて合否を出すのか。

 

それは、思考力でしょう。

 

 

ここからは算数に限らずすべての科目に共通したことを書きます。

 

難問の扱いにおいて、今までいたちごっこが繰り返されてきました。

 

塾屋が難問をパターン化し、お子さまはパターン学習をすることで難問を一瞬でクリアできるようにしてきたのです。

 

大人が解いても制限時間内に解けないような分量であっても、彼らはパターンを読み取りサッサと処理していくのです。

 

また、膨大な知識量を試されてき続けたために、お子さまたちの頭の中がオーバーフロー気味になってしまい、もうこれ以上は無理だというところまできてしまったような感じがします。

 

意味もわからず知識を詰め込み、ただただパターンやテクニックに走ってしまいがちだったのが今までの形だったのです。

 

ところが、大学入試が変わってきました。

 

知識偏重だった従来の大学入試から、思考力や表現力、読解力がないと得点できない形へと舵を切ったのです。

 

当然、中高の6年間の指導も「右にならえ」で舵を切るわけです。

 

入口である中学入試も、知識おばけ・テクニックおばけのようなお子さまから、もともと思考力・表現力・読解力のあるお子さまに合格通知を出す方向へ変わってきました。

 

 

ここ数年の中学入試において、比較的目につくのは「よく読まないと何を聞いているのかわからない問題」が増えつつあるということです。また、その文章が長文化してきています。

 

首都圏の中学入試の国語の本文の長さって、知らない人が見るとただただ目を丸くするんです。

 

読解力がないお子さまについて、ウチの学校は入学をお断りしています!

 

…この意思が明確に出ていると言えるでしょう。

 

 

いくつもの資料や文章を読み、咀嚼しないと答えが出ない。

 

しかも、その答え自体は大変平易なものである。

 

この形になりつつあります。

 

 

思考力はどうつけるのか。

 

表現力は?

 

 

要するに考えるトレーニングをするのですが、最近の塾の指導内容が徐々にその形に適応してきています。

 

ただ、考えるにしても、頭の中が空っぽの場合は何も考えられません。

 

どのような腕利きの料理人であっても食材がなければ何もできないように、考えよと言われたところで頭の中が空だったら、何もアウトプットがないのです。

 

だから、ある程度の知識は必要です。

 

知識を身につけつつ読解力を伸ばし、さらに思考力をつけるにはどうすればいいのか。

 

実は、読書が一番いいのです。

 

ただし、ただ単に読むだけではそれらは身につきません。

 

ちょっとした工夫をすれば身につくのです。

 

 

 

 

【お知らせ】

ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に1度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。

次は4月6日(土)午後6時に名古屋池下におります。

ぜひお越しください。



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