【元教室長】大手塾の入室テストでは何を求めているのか知ってますか? | 中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解 パワー速読」Ⓡ

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こんにちは。

東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
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今津です。

 

大阪・十三で書いています。

 

毎日紙媒体・ネット記事を含めいろいろ記事を見ているんですが、

 

マネーポストWEBという記事で「SAPIXの入室テストは難しいという評判が広がる背景に、『中学受験生の質の変化』『勉強が苦手な子たちの塾選びのミスマッチ』」

 

というのがありましたので、少し触れてみたいと思います。

 

 

SAPIX(サピックス)さんといえば首都圏の中学受験の塾なんですが、ここしばらく関西でも出店を続けていて大阪にいるとたまに名前を聞きます。

 

ちなみに、首都圏にあって関西にない中学受験塾は「早稲アカ」で、その逆は「馬渕教室」です。

 

今は入塾・入室シーズンですから、みなさん気になさると思うんです。入塾・入室テストに合格できるのか、否か。

 

直近で言えば、日能研さんは「入室テスト合格者は2人に1人」というCMを結構流していらっしゃいました。

 

SAPIXさんの入室テストは比較的受かりやすい、というのは保護者さまから生の話としてよく聞く話です。

 

ところが、記事によると以前は8割9割が合格する入室テストだったのに、最近は不合格がそれなりに出ているというのです。

 

 

これについて、ずっと塾の世界でメシを食っていて、大手を2つ→中堅1つ→独立して個人塾を最大3教室→現在、中学受験国語専門塾を東京・大阪・名古屋に出している、という立場で気になることがあるんです。

 

それは、何か。

 

今までも実は入塾・入室テストは甘ちゃんだったけど、最近は特にひどい子が「大手塾」の門を叩いているということです。

 

中学受験といえば、お金持ちの子か、よく出来る子が行くところ、というのが昔からのイメージでした。

 

今はそれに加えて「地元公立中以外の選択肢」として選ぶご家庭が増えています。

 

要するに、いろんなご家庭が中学受験をお考えになる、ということなのです。

 

 

「ひどい子」と言うと、メチャクチャ失礼な物言いになっちゃいます。

 

おおよそ中学受験に耐えられそうにない気質・能力のお子さまが中学受験を予定しているケースは、昔からありました。

 

別に今になって始まったわけでは決してありません。

 

また、そういうお子さまが大手の門を叩いて入室テストで撃沈する様子も、昔から変わりません。

 

ワタクシが若手の頃、大手塾(どことかはこの文の性質上伏せます)の中学受験部門の入室テストの採点をそれこそたくさんやってきたのですが…

 

それはそれは酷い解答用紙が多かったw

 

たまに「おお!すごい!」というのがあったんです。それは置いといて…

 

 

酷い解答用紙の子に、入室許可を出すか、否か。

 

会議が開かれるわけです。授業後に。

 

 

塾は民間企業ですから、経営があります。

 

教室長は常に数値管理をしていますから、生徒数が気になります。ウチの教室は少し勝手が違いますが、通常は「生徒数=売上高」ですから。

 

酷い子であっても、受け入れれば数字が良くなる。

 

でも、現場スタッフが疲弊する。だって、そんな子、伸びませんから。

 

なぜ伸びないのか。

 

集中力がない。ニホンゴが通じない。論理的思考力どこ行った??

 

…とまあ、こんな感じです。

 

 

つい最近までそのようなお子さまをSAPIXさんもガンガン受け入れていたのを、少し方向転換なさったのかもしれません。

 

 

で、ここをお読みの方でまだ塾に通わせていらっしゃらない方のために、少しアドヴァイスを。。。

 

 

入会テストでは何を見るか。

 

・ニホンゴが通じるか、否か。

 

・順序だてて物事を考えることを、「小2生もしくは小3生として」できているか。

 

この2点です。決して、2年生なのに5年生のことをわかっているとか、3年生なのに中学生の数学がわかるとか、そんなことは求めていません。英語がペラペラだとかも、正直どうでもいいです。

 

では、何をすべきか。

 

一言で言うと、読解力が欲しいです。

 

読んで理解できる力。これがあれば、鬼に金棒です。

 

なぜならば。。。

 

試しに中学受験の算数の問題集の解答解説をご覧ください。

 

どうですか??

 

メッチャ、ニホンゴ、オオクナイデスカ?

 

さんすーなのにw

 

 

そう。難しい数式が出てこない代わりに、ニホンゴでいろいろと順序だてて説明しているのです。

 

数学と算数の違い。それは、ニホンゴの量です。

 

ニホンゴがわかってないと、論理的思考力すら養われません。

 

だから、読解力を養うべきなんです。

 

 

 

 

【ご連絡】

ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に1度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。

次は3月2日(土)午後6時に名古屋池下におります。

ぜひお越しください。



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