こんにちは。
東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
パワー読解 パワー速読®
今津です。
大阪・十三で書いています。
リセマムのネット記事をぼんやり眺めていると、浜学園さんが全国初の「非認知スキル向上プログラム」を塾内の指導に取り入れる、というものがありました。
引用するとかなり長くなりますので、ここにその記事のリンクを貼り付けておきます。
非認知スキル?
ナニそれ?
そう。ちょっとわかりにくいですよね。
めちゃくちゃ簡単に言います。
みなさん、例えば公開模試を受けたとします。
すると、国語や算数で点数が出てきます。また、偏差値や順位などが出てきます。
このように、出来具合いやレベルなどが数値化されてわかりやすく出てくるものを「認知スキル」といいます。
ですから、「非認知スキル」とは、数値化しにくい、もしくは数値化できない能力をいいます。
具体的に言うと、非認知スキルとは、
・忍耐力
・メタ認知(全体を客観的に見て考える力)
・クリエイティビティ(創造する力)
・セルフコントロール(自分を自制する力)
・意欲
などがあります。
算数は偏差値が60だとか、素点が75点だとか数値化ができます。
一方、忍耐力は50だとか、メタ認知が80だとか、そういうのは見たことがありませんし、どうやって測るの?ってことです。
忍耐力が50だとか、何かのゲームみたい…
この記事を読んでピンと来る方は少ないかもしれません。
要するに、今までは答えが1つしか出てこない問題を解く能力を養っていたのに対し、「非認知スキル」とはいくらでも答えが出てくる問題を解く能力のことを言うのです。
これを体系的に塾として指導するのは今までなかったと思います。
それを浜学園さんが体系的に行う、と言っているのです。
チャレンジャーやな…
ただ、大学受験の変容を鑑みると、非認知スキルを伸ばすことを小学生の頃からやっておかないと、大学受験時にちとしんどいことが起こるかも、ということなんです。
というのは、大学受験自体が非認知スキルを求めだしているからです。
大学受験で小論文や面接といった手法で合否を判定することは昔からありました。
昔の受験生は、小論文や面接は筆記試験より簡単で楽そうだから、軽く見ていたはずです。
しかし、小論文や面接は、運用の仕方によっては、受験生そのものを全体的にチェックする優秀な科目なのです。
文章を書かせれば、その人の学力、言語能力や論理的思考力が全部丸わかりだからです。
学力のない人は文章を書かせればアホみたいな文章しか書けませんし、語彙力がなければ表現に乏しい文章になってしまいます。
また、論理的思考力がなければ行き当たりばったりの文章になってしまいます。何が言いたい文章なのかまったくわからない日和見的な作文ができてしまいます。
面接もしかりです。
メチャクチャ深い質問をしたり、かなり勉強しておかないとまったく歯が立たないようなことを問うたとき、その受験生の学力がはっきりとわかります。
勉強していない受験生ほど、面接をなめてきます。
はっきり言って、アホです。
小論文や面接には答えがたくさん存在します。答えが1つではありません。
…ですので、非認知スキルをチェックする手法に小論文や面接が存在しているのです。
今後、大学入試において、小論文などを多用する大学が増えるかもしれません。
小学生のうちから非認知スキルを伸ばす取り組みを表明した浜学園さんが先見の明があるとワタクシは思います。
【ご連絡】
ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に1度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
次は2月3日(土)午後6時に名古屋池下におります。
ぜひお越しください。
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