僕らが提供する出願対策講座では、出願時のエッセイ添削も含め、以下のような3階層になっている;
1. 留学経験ありの日本人スタッフ
2. 修士号レベルの英語ネイティヴ
3. 博士号レベルの英語ネイティヴ
今回、友人の結婚式でプエルトリコであったのは、大学時代からの友人で、2と3の階層の人間それぞれ一人ずつ(各階層は複数人から構成されている)。
3のトップで、臨床心理士のオーストラリア人の友人と今後の出願対策講座のあり方について話した。
出発前に僕が用意していたアジェンダは;
1. 今後も続けるべきかどうか?
2. その場合、引き続き参画してくれるか?
3. その場合、今後の内容のレベルアップをしたいのだが、個人的には、全ての文系学部大学院向け願書エッセイは、ロースクールレベルの内容・文体に変更すべきだと思うがどう思うか?(但し、ビジネス系学部は除く)
彼からの回答は;
1. Yes
2. Yes
3. そうしよう。来シーズンの出願者から、少し改良を加えよう
となった。
その上で、彼からコメントと別のアップデートがあった;
A. 日本以外にもコスタリカ等の中南米からの出願者のサポートもしているが、日本のレベルは高くなっている
B. 実は、来年から医学部大学院に行くつもりだ。第一希望はUCLAの医学部を考えている。
Aであるが、コスタリカからの留学希望者は、比較的富裕層でもあるので、1エッセイを800ドルからやっているとのこと。日本のレベルが例年高くなっているのは、出願対策講座の内容を毎年バージョンアップしているからだろう。
さて、僕が驚いたのはBである。去年、修士号レベルのスタッフが、出願対策講座のエッセイやテキスト作りに参画している内に、アメリカの大学のカウンセラーになることにしたというのはここでも書いたが、今度は、Ph.D軍団の総帥が、医学部に行くとのこと。外国人として医学部に行けるのは、州が限られるのだが、かなりできる奴なので、最難関のカリフォルニア州で医者になるようだ。
彼は、臨床心理学で既に博士号を持っているので、医学部大学院に行けば、博士号を二つ持つことになる(アメリカで医者になるには、基本的には、4年生医学部大学院に行き、博士号を取得する必要がある)。臨床心理士として、ニューヨークの病院で勤務した後に、活動の場を広げるために、医者になるようだ。内科医を予定してるらしい。
アメリカでは、修士号を複数持つのは、企業に勤めている人も、起業して独立している人も、ある程度の地位にある人の中では珍しくない。20代前半~40代後半までに、複数の修士号を取得する人が多い。しかし、博士号を複数持つ人は少ない。極めて少ないが、こいつなら、簡単にやってのけるだろう。
彼とは、大学時代に寮でルームメイトだったのだが、メルボルン大学からの交換留学生だった。オーストラリアの教育レベルが高いせいか、「アメリカの大学は余裕」といつも言っていて、週5日位、クラブやバーなどに飲みに出ていて(笑)、なのに成績はA-以下は取ったことがない。いつ勉強してるのか不思議だった。
しかも、どんなに飲んでも、朝6時には起きて、寮から、学内のジム(John Wooden Center) まで、ランニングし、バスケットをやるという習慣があり、僕も巻き添えで(笑)、付き合わされていたものだった。
話がそれたので戻す(笑)。
たまに僕が受ける大学院進学相談で、心理学博士か医学部博士で精神科医になるのはどちらがいいか?という質問がある。僕は、後者だと思う。なぜなら、精神科医なら、臨床心理っぽいこともカバーできると思うが、逆は無理だから。後、キャリアパスを考えた時に、やはり、収入の面でも、医者の方がはるかに安定している。大学院進学を考える時は、「勉強したいこと」&「勉強するべきこと」の両方が満たせるチョイスが重要になると思う。
ちなみに、彼はカリフォルニアで医学部行くので、医学部大学院入学要件である数学、化学、生物学など、9教科取る必要がある。アメリカの医学部は、学部レベルはどの学部でも、医学部大学院進学できるようになっているからいい。日本みたいに、医学部浪人を何年もする必要がないのがいい(例えば、僕が今から医者になれたければ4カ年計画を立てればなれるのである)。
オーストラリア人なので、外国人として医学部大学院進学して、医者になるので、彼のキャリアパスが、今後、日本人の僕らの生徒さんで医学部希望する人がいたら、参考になると思うので、アップデートしていきたい。
それにしても出願対策講座のアドバイザーに現役米国弁護士だけでなく、医師もいるようになるとは頼もしい。