Kazの海外大学院留学ブログ

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海外大学院留学講座•コンサルティングを行っています。海外大学院に関する情報を発信していきます。

新年早々ブログ書きます!

 

コロナで、予定していた留学をやめたり、留学予定を後ろ倒しにしている人が世界中にいますが、僕の生徒さんが一人、香港大学のMBAに合格し、2021年から入学することになりました。

 

僕の留学サービスは、欧米の大学院に行く人が多いのですが、今回は、珍らしくアジアの大学院に合格しました。

 

そして、もっと珍らしく、レアなのは、

 

1. トフル無しで合格

2. GMAT無しで合格

3. GPAは、4段階中3以下なのに合格です。

4. 返済不要の奨学金確保

 

どうやって、このような形で、香港だけでなく、アジアでもトップクラスの大学院に合格することができたのか、今日はお話したいと思います。

 

ちなみに、今回のお話は、昨年4月に書いた「不況期の留学対策」(https://ameblo.jp/3ekazami/entry-12587911211.htmlとも関連するので、こちらも読んでいただければ幸いです。

 

まず、日本にいる人が、香港の大学院に留学をこれからしようと考えた時に思うのは、以下の2点ではないでしょうか?

 

1. 香港でデモが起きているけど、そんな政情不安が強い所に行っても大丈夫?

2. コロナの時期なのに、東京より密な香港に行っても大丈夫?

 

上記の2点から、日本だけでなく、他の国の人たちも香港に留学するのをやめています。しかし、このように多くの人が思えば思うほど、チャンスなんじゃないかと僕は思ってました。そしたら、たまたま香港大学のMBAを希望する生徒さんがいたので、出願した所、トフル無し、GMAT無し、GPA3以下で合格しました。

 

まず、デモの話ですが、2019年以降、日本を含む西側諸国のメディアの報道をみると、かなり香港の状態が酷い、怖いと思います。しかし、僕は2019〜2020年の間、メディアで連日デモが報道されるようになってから、3回香港に行ってますが、一度もデモや暴徒を見たことがありません。普通に金融業界で働き、普通の生活をしている限り、出会わないのかなと思いますし、危険な目にあったことはありません(僕は香港滞在中は、香港島のセントラル中心に行動していますが、個人的には、香港は東京よりも安全だと思います)。特定の場所に足を踏み入れない限りは、安全なのかと思いました。

 

メディアでは、「多くの会社が、香港の政情不安を気にして、シンガポールに会社を移す」と言われていますが、僕が香港の会社の方々にヒアリングした所、基本的には、当面は香港でオペレーションをすると回答したところが多かったです。随分とメディアで報道されているイメージと違うものかなと思いました。

 

コロナの心配ですが、NetFlixでコロナ以降、視聴が増えた映画で2011年公開の「Contagion」という映画あります(https://ja.wikipedia.org/wiki/コンテイジョン)。この映画では、世界で最も密な場所である香港の九龍地域からの感染が始めるという設定になっています。コロナは一般的に「3密を避ける」というのが言われていますが、香港は東京より密な場所です。

 

しかし、コロナ対策はしっかりしています。夏以降、かなり、新規感染者(注:新規感染者=PCR陽性者ではないと僕は思うが、敢えて、メディア基準で「新規感染者」という表現を使わせていただきます)を抑えていて、1日辺りの新規感染者が0人か、数人でした。ところが11月に入った辺りに、1日の新規感染者が20人になったら、幼稚園が速やかにリモートにしております。外出はマスクは必須です。また、レストランで一つのテーブルで飲食して良い人数も、状況に合わせて、5人までとか、4人までとか2人までとかにしております。室内で集まる人数なども制限がかけられています。政府が速やかに対策を徹底させるので、個人的には東京にいるより安全だと思います。

 

ちなみに、入国したら3週間、GPS付きのリストバンドで隔離管理されます。僕は今年2回香港に入国しているので、2020年は、計5週間隔離施設で過ごしたことになります。

 

ここで僕が強調したいのは、メディアの報道方法の批判やコロナ対策の批判をしたいのではなくて、そういった報道を観た時に、香港の大学院に行くのが本当に危険なのか、自分自身で様々な人にヒアリングすることが大事だと思います。

 

そして、そうしたことをしない人たちが増える結果、香港の大学院に出願する人が少なくなるとどうなるのか?

出願する人の絶対数が少ないので、合格率が上がります。

 

不況期の留学対策」(https://ameblo.jp/3ekazami/entry-12587911211.html)でも書きましたが、この時期は欧州の大学院への合格率が比較的に上がった時でした。そして、このタイミングで、今回、ある生徒さんの香港大学への出願対策をしました。

 

今回の特徴として、以下の4点があげられます。

 

1. トフル無しで合格→交渉

2. GMAT無しで合格→就業経験が7年以上だと交渉すればGMAT免除になる

3. GPAは、4段階中3以下なのに合格→おそらく出願者数の激減

4. 返済不要の奨学金確保→授業料が3分の2になりました

 

2は、今回の生徒さんは就業経験が7年以上でしたので、交渉により免除になりました。さて、問題は1です。この生徒さんは日本で大学を出ているので、トフルは必須です。しかし、香港大学も含む、英語で授業を行う大学院の願書には、「英語で授業をして、学部を卒業した場合は、トフルなどの英語試験は免除になる」としている学校が多いです。この生徒さんは、たまたま、大学時代に、英語で受けた授業が全体の1/3〜1/2位ありました(出身大学はICU=国際基督教育大です)。そこで、母校にコンタクトしてもらい、英語で授業を受けたことの証明が出せないかという依頼をしました。母校からは、レターを出してくれて、そこには、「大半の授業は英語で修了した」という記載になっていました。

 

しかし、大学院側が要求するのは、「100%英語だけで授業を行って卒業した」という証明でした。当然、この母校からのレターでは足りないのですが、今回の香港大学の選考では、レターを待っている間に、面接試験も設定されました。面接試験は、当然英語ですが、この生徒さんは、新卒からずっと外資系の企業で働いているため、常に英語を使う環境にいました。そのため、英語での面接もそれほどアレルギーがなく、しっかりと対策をして行った上で臨みました。

 

結局、英語での面接の対応がよかったせいか、後から、大学院の中で、「この英語なら問題なく、ビジネスの授業についていけるだろう」という判断がなされて1のトフルを免除になりました。

 

さて、3ですが、一般的に、MBAは学術的な大学院と違って、それほど、大学の成績は関係ないのですが、そうは言っても、香港大学は長年、アジアのトップの大学として、レベルの高い教育機関です。大学評価の世界的指標である The Times Higher Education による「世界大学ランキング 2020」(World University Rankings 2020)では35位であり、アジア圏の大学では第4位です。華大学北京大学シンガポール国立大学香港科技大学東京大とアジア圏首位を争う大学ですので、GPA(評定平均値)もある程度通常なら見られます。

 

しかし、今回は、コロナと香港の政情不安で、出願者が激減しているせいか、この辺りはそれほど気にされずに合格に至りました。もし、例年通りに、多くの出願者がいる中では、もしかしたら、もっと厳しく見られていたかもしれません。

 

さらに凄いことは、4で、なんと最終的には奨学金ももらえることになり、授業料が通常より3分の2になりました。近年授業料が高騰している海外大学院で、授業料が3分の2になることは凄いメリットだと思います。

 

コロナ自体は、感染したら怖いものですので、これを軽視しても良いとは言うつもりは一切ありません。しかし、世界には、コロナ対策が日本よりも厳しく対応している国もあるので、そうした国に留学をするのであれば、(簡単に途中で一時帰国とかはできないと思いますが)逆に、日本より安全な所に移動できるという考え方もあると思います。

 

コロナを含む情勢不安、メディアで観る政情不安を見て、すぐに諦めず、「もしかしたら、今はチャンスなんじゃないか?」という視点で、留学計画を検討することも大事かもしれません。

2月後半からテレワークになっていて、周りからは「暇」という声も聞くけど、僕は元々、iPhoneを仕事に活用した方が容量がいいと思い、依然からテレワークに対応できるような働き方をしていたので、特にテレワークになって暇になったとは思えず、むしろ忙しくなった気がしていました。

 

ただ、そうは言ってもこれから始まるゴールデンウィークをStay Homeでどう時間を潰すか考えていて、楽天ポイントもたまっていたので、楽天市場で「キングダム」という人気漫画全巻を大人買いしてしまいました。人気漫画で、歴史漫画だから軽いノリで「面白そう。買ってみよう」と思って注文しました。買ってから、分かったのですが、この物語、主人公は、秦の始皇帝の時代の李信将軍で、そもそも、ストーリーは司馬遷の史記を参照しているようです。

 

実は、僕がアメリカ留学を決意したのは、意外に思われるかもしれませんが、司馬遷の史記を読んだことがきっかけです。史記を10代の時読み、その中の「李斯」のストーリーに共感したからでした。この李斯というのは小役人から宰相まで上り詰めた人ですが、史記に出てくる有名な話でネズミの話があります。「若くして地元で小役人になった。その頃、李斯は役所の便所に住むネズミを見た。便所のネズミは常に人や犬におびえ、汚物を食らっている。また彼は、兵糧庫のネズミを見た。兵糧庫のネズミは粟をたらふく食べ、人や犬を心配せず暮らしている。彼は「人の才不才などネズミと同じで、居場所が全てだ」と嘆息した。」(Wikipediaより)。

 

この話を読んで、「あ、確かに、人の価値って、居る場所によって変わるかもね」と思い、僕自身が他の国に行ってみて居る場所を変えようと考え、留学を決意しました。

 

というのも、当時の僕は、日本の大学受験した所、全て落ちまして(笑)。これからどうすべきか考えていた所でして。元々、日本の大学に進学したら、1年くらい海外に交換留学しようと思っていたのですが、でも、大学受験をまたトライして希望する学校に入れるとは限らないですし、上手くいったとしても、暗記型勉強の苦手な僕が、日本の上位の大学に行けるとは思えなかったので、ネズミの話じゃないですが、「一度、場所を変えてみた方がいいんじゃないか」と思い、留学を決意しました。

 

当時は、国際電話が今と違って高いので、入学の手続きをするのに留学先の大学に電話をする際に、自宅の電話から電話せずに、西新宿にあるKDD(←今のKDDI)の本社ビルに行くと、国際電話ができる電話ボックスがあり、ミニマム400円で国際電話ができたので、留学手続き関係の書類に関して、質問があるたびに、自転車で新宿に行き、「アイアムコーリングフロームジャパン。プリーズスピークスローリー」と最初に言ってから、英語もほとんど話せないのに電話で質問などしてました。

 

大学を卒業する頃は、留学前とは違い、英語はある程度のレベルまで話せるようになりましたので、卒業後は現地の金融機関に就職しました。今は日本に戻ってきて働いておりますが、結果として、僕は留学をしてみて、つまり居場所を変えてみてよかったと思います。

 

ここ何年かは、10〜20代の人から、大学や大学院の留学について相談を受けることがありますが、明確な「夢」や「目標」があって、留学を目指している人で、そのための「手段」を知りたくて相談してくる方もいますし、特に明確にそうしたものはないけど、なんとなく留学したいということで相談を受けることもあります。ネットや本の情報だと、「なんとなくではやっていけないから明確な目標持って留学するように」というアドバイスがありますが、目標があった方がベターですが、僕は別になくても「居場所を変える」というのもありだと思います。行ってみたら、行く前に想像していたこととは違ったということは多々あると思うので。

 

僕も元々、留学する前は、理系の家庭で育った影響もあり、天文学とか天体物理学を勉強したいと思っていたのですが、渡米したら、ちょうどアメリカがITバブルの頃で、ロスアンゼルスで、IT関係の企業をする人が多いのをみて、「これは、科学の時代ではなく、ビジネスの時代かもな」と思い、大学3年生になる直前で専攻を変えました(=アメリカの大学は一般的に3年次までに専攻を確定する)。卒業して、現地で金融業界に就職し、それ以来、ずっと金融で働いていますが、留学前には自分が将来金融で働くとは思っていませんでした。居場所を変えたことで、そうしたことに気付けたのかなと思います。

 

今回は、司馬遷の史記の話が僕の留学のきっかけになったという話をしました。欧米の大学や大学院への留学コンサル中心にやっておりますが、留学のきっかけは中国史でした。李斯の話。

 

でも、ゴールデンウィークは、Stay Homeで漫画キングダムの「李信」の話を読破と思います。

 

 

 

 

コロナウイルス問題のせいで、実体経済にも影響が出て、不況になるというのが世の中の大部分の予想だと思います。

 

今回は、こうした時に、もともと留学しようとしていた方々が何をするべきかということを今回は書きたいと思います。全ての人に同じことが当てはまるとは思いませんが、今、相談されている人達には、以下の2点を重視してコンサルさせていただいております。

 

1. 不況期の合格のしやすさ

2. 為替を注視

 

僕の生徒さんの多くは、欧州の大学院に留学する方が大部分です。2010年に、欧州で「ユーロ危機」が発生しました(詳細は、こちらを参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/2010年欧州ソブリン危機)。この時期は、2007年のサブプライムローン問題から始まった世界金融危機が続いていた最中で、アメリカ人の留学生が減り始めている時に、さらにユーロ危機で欧州全体の景気が悪くなった時でした。

 

しかし、こうした状況の中でも、大学の定員というのは基本は変わりません。そのため、MBAなど、授業料が比較的高いプログラムに関してはは、出願する人がその費用を負担するわけですから、景気が悪くなっている国からの出願者は相対的に低くなります。

 

僕は2010年にイギリスの大学院でMBAを修了しまして、その後から留学コンサルティングのサービスを金融機関に所属しながら、副業として開始しました(ちなみに、個人的には、「副業」という言葉は嫌いでして、「複業」と言うことにしております)。

 

2011年と2012年は、合計4回ヨーロッパに行きましたが、その際に各大学のアドミッションズ・オフィスに、当時の状況をヒアリングしました。それなりに世の中に名前の知られた一流大学のアドミッションズ・オフィスで国別の入学状況を聞いてみたら、ある大学のビジネススクールでは、「今年の入学者の半分は、中国人とインド人だよ。こんなの初めて」と言われました。大学にもよりますが、欧州は、アメリカと違い、他の国からの留学生が70%くらいになる所もありますが、その内、50%が二つの国からの留学生でした(ただし、彼らがいう「中国人」というのは、台湾、香港やアジアの華僑なども含めている可能性あり)。

 

一方で、欧州の他の国やアメリカからの留学生は減少していたとのことです。そのため、比較的人口が多く、世界的に景気後退したと言っても、それなりにお金のある人の「絶対数」が多い、中国やインドからの留学生を受け入れて、このような比率になってしまったようです(オーストラリアのある大学院では、70%がインド系、中国系という学校もありました)。そこで、僕はこの時期に、留学コンサルをした際に、「チャンスだから」ということで、欧州の大学院を日本人学生に勧めて、合格させました。欧州の大学院は、「Diversity(=多様性)」を求めているので、日本からの留学生が来ることはウェルカムな学校が多く、そもそも、出願する絶対数が日本からは少ないので、合格率は高くなります。

 

よってこれから不況になるとすれば、留学する人の絶対数が減ることが予想されるので、競争が少し緩やかになる可能性が出て、来年以降、海外大学院に留学することを検討している人にとっては、ある意味チャンスであり、合格しやすくなる可能性があります(ただし、もちろん、自分の健康が優先なので、コロナウイルス問題が、自分の入学時期に収束していることが前提であるが)。外出自粛、自宅待機が多い中は、まとまった勉強時間も取れると思うので、コロナウイルス問題が収まった時のことを考えて、今は、自宅でコツコツと英語の勉強などに時間を費やすのが良いかもしれません。

 

もう一つ、為替の動きに注意。僕は金融機関で働いているので、世界の株価や為替などを僕は常にみていますが、これから留学を考える人は普段から為替をみる癖を付けて欲しいと思います。僕がイギリスのMBAの授業料を払ったタイミングは、1ポンド=119〜121円位の時期でした。その1年半前は、なんと、1ポンドが250円位。これがどの位の差になるかというと、例えば、あるイギリスの大学院の1年間の授業料が1万5000ポンドだとします。1ポンド=120円だとすると、1年間の授業料は180万円。一方、1ポンド=250円の時は、375万円です。全然違いますね。

 

僕がMBAを取った時は、本当にたまたまですが、極端に為替が動いた後のタイミングでした。これから、留学を考える方は、今年から来年にかけて、大きく、為替が動く可能性があるので、それによって、出願する学校の国の選択肢を検討するのも良いと思います。

 

不況になるだけでなく、外出もできない現状ですが、そうした中でもやれることはあると思うので、是非、志を忘れることなく、留学の準備をしていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスの影響から、実体経済まで影響が出るようなので、「不況になった時の留学準備」に関して、ブログを書こうと思っていましたが、小さい頃、テレビをみて笑わせてもらい、そのネタを学校で真似して先生に怒られ体罰を受けた原因となった志村けんが死去されたということで、それに関連づけて今回は書いてみようと思いました。

 

僕は、実は、年齢的にギリギリ、「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」が始まる前の国民的番組「8時だよ、全員集合」をみていました。小学校の時の日記で、普通のクラスメイトは、鬼ごっこした話やサッカーした話とかを書いてまして、もちろん、僕もそのような日記を書いていたときもありましたが、そもそも、週5日サッカーしたら、週5日サッカーネタの日記を書くことになります。

 

僕は、飽きっぽい性格もあり、いつもひねりをつけないと気が済まないタイプで、ある時、「8時だよ、全員集合」をみて、日記のタイトルに「8じだよ、ぜんいんしゅうごうをみて」と書き、内容は、「8じだよ、ぜんいんしゅうごうは、おとなのひとたちが、いっしゅうかんはたらいたつかれをなくしてくれるテレビだとおもいます」と書いて、なぜ、土曜日にお笑い番組を大人が見ることで休めるのかというのを小学校1年生の時に書いて月曜日に宿題の日記を提出しました(←笑 変な子だったのは認めます)

 

その日記の中で、いかりや長介、加藤茶、志村けんの役割を分析して、日記を書いたのですが、先生の評価は良くなかったです。今の公立小学校だと考えられないと思いますが、当時の担任は、日記を提出すると、花丸、丸、三角、バツと、児童の日記を評価するのでした。結構、我ながら、ドリフターズの役割分析をしていたと思うのですが、三角でした(バツは、1ページ書いてない人がもらってました)。一方、花丸をもらうのは、サッカー少年で「サッカーやって今日もゴール決めた」とか、「お習字の先生に褒められた」など、月何度も同じネタを提出している人ばかりでした←定型化したネタばっか

 

子供ながら、なんとなく僕は納得が行かなくて、学年が上がる度に日記を提出して、評価されることが嫌いになりまして、そもそも、それぞれがどんな感想を持ったかとか、どんな遊びをしたとか、どんな観察をしたとか、そんなの個人の自由なのに、なんで点数がつくんだと思い、そのせいで、高校まで国語の現代文が苦手のままでした。

 

高校になると、現代文の問題で、小説の一部を切り取って、「この時、作者はどう思ったか、答えよ」とかいう設問があると、「んなもん、作者に聞いてないからわからないだろ」と思いますし、そこで、自分の意見や感想を書くと、模擬試験で点数が悪い。より国語が嫌いになりまして、そんな感じで宿題で出された読書感想文も適当にパラパラ読みして、とりあえず、原稿用紙だけ埋めて、提出するということをしてました。

 

 

転機となったのは、留学後です。カリフォルニア州の大学では、一年目にCritical Thinking and Analysisという授業があって、ここで物事を分析して、論文化するためのロジックの組み立て方法などを習います。当初は、「日本語の国語のが苦手な僕が、母国語でない英語でそんな点数取れないだろう」と思ってましたが、とりあえず、先生が教えてくれた英語の論文の構成に従い、論文(=エッセイ)で分析する事柄について、分析と自分の意見を書いてみました。そしたら、Aをとりまして、後から教授からいただいたコメントに、「構成は授業で習ったことに従っていて、何より、日本人らしくない視点で、自分の意見を書いているのが面白い」と言われました。

 

えっ!僕の意見や感想に点数つけてくれるの初めてじゃない?と思いましたが、なぜか、論文系の授業や宿題はAばっかです。

 

ちなみに、大学1年生の時の英語クラスの宿題で書いた論文のトピックがこんな感じです:

 

1.It is useful to have a cellular phone in a daily life「携帯電話を持つことは日常生活において有用である」

2,Should all countries in the world attach North Korea「世界の国々は北朝鮮を攻撃するべき」←笑 これはクラスで笑いが出ました

3.Anti-Japanese Korean and Pro-Japanese Taiwanese「反日韓国人と親日台湾人」

4.It is not beneficial for international student to take Dr.XX's English class「留学生は、XX教授の授業を取るべきではない」

5.Physical punishment experience in Japanese elementary school「日本の小学校で受けた体罰について」

などなど(結構ユニークな内容ですね笑 ちなみに、2年生以降に書いた論文はここでは書けない過激な内容もありました笑 もちろんA取りましたが)

 

それで、全ての論文でA-以上の成績になりました。自分の意見書いて、点数もらえるというのは、なんとありがたいことだろうと思いました。暗記型の日本の教育が苦手だったので、米国型の論文形式の授業は、歴史でも政治でも全部Aでした。ちなみに、僕は経済学部出身なのですが、経済学の授業は、B+以上はとったことはありません。これは、UCLAの経済学部の授業の多くが、数学と暗記型の日本のセンター試験みたいな授業になっておりまして、自分の意見を書くのが少なかったです。なので、経済学部なのに、経済学の授業以外で、GPA(評定平均値)をあげてました。

 

別の授業でも、アメリカ人が、「ビートルズメンバーの役割」とか、「コメディアンの役割分析」とかで論文を書いている人もいました。そして、しっかりとAとかA+をもらっていました。

 

えっ、それって、僕が小学校の時に日記で、「8時だよ、全員集合」で志村けんの分析したことと同じじゃないの?と思いました。ただし、日本では、それは評価されない。おそらく、小学校だけでなく、中学や高校、大学でも、「ドリフのメンバーの役割分析」で点数くれる授業はあるのかな。

 

それを考えると、しっかりと分析をして、自分の意見を書いていれば、点数がもらえるアメリカの大学の評価基準は良いと今でも思います。普段から、物事に対して、自分の意見を持っている人たちは、一度は留学などでそういう経験をして欲しいかなと思います。

 

というのを、志村けん死去のニュースを見て、昔の経験が頭に思い浮かんだので書いてみました。次回は、「不況期の留学」について書きたいと思います。

 

Tribute to 志村けん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合格実績:北九州市立大学外国語学部中国語学科→ドイツNo.1 ビジネススクール マンハイム大学院MBA

 

さて、前回に引き続き今回も今シーズンの合格実績についてお話したいと思います。前回、北九州市立大学出身で、スイストップ校のSt. Gallen大学MBA合格された方のお話をしましたが、この方の第1志望は、スイスではなく、ドイツのNo.1ビジネススクールのマンハイム でした。今回は、この方の出願校を絞る時から、実際の出願対策についてお話したいと思います。

 

まず、この生徒さんが、海外大学院のMBAを選ぶ際に意識したのは、MBAプログラム自体が、「International Mobility」を重視しているかどうかです。International Mobilityというのは、直訳すると国際間流動性とか国際間人事異動とか、色々、人によって訳し方は異なりますが、なぜこの点を重視したかというと、卒業後は現地就職を第一に考えているからです。ドイツで就職することは、当然、ユーロ圏で働くことになりますので、欧州でクロスボーダーな案件に関わることになる。また、雇う側も、日本人ということで、日本を中心としたアジアとの取引ができることを期待すると思います(ちなみに、この方は、中国語学科卒業で、中国への短期留学経験もあるので、中国語もある程度わかります)。

 

ちなみに、ドイツは、欧州の国の中では、歴史的に、外国人がドイツ国内の修士号を取得した場合のビザサポートの法制度は、比較的他の欧州国に比べてしっかりしている方です。数年前までは、「ドイツの大学院卒業」→「1年間働く」→「永住権取得」ということが可能でした。2013年以降は、最近の移民問題で厳しくなりましたが、教育層に対する移民政策は比較的しっかりしている方です。

 

彼女は、このInternational Mobilityが高い学校を20校くらい、選び、最終的に、前回お話しましたスイスのSt. GallenとドイツのNo.1のビジネススクールであるマンハイムのMBAを選びました(そして、両方合格)。

 

マイハイムMBAへの対策は、米国公認会計士 (US CPA)の勉強も並行しながらでしたので、1年弱くらいだったと思います。MBAに出願するには、多くの学校で、英語の業者テスト(一般的には、TOEFLかIELTS)と、ビジネススクール用の業者テストであるGMAT(Graduate Management Assessment Test)を受ける必要があります。そこで、IELTSを4ヶ月集中して勉強し、その後、GMATを4ヶ月集中して勉強し、要件とされる点数を超えました。一般的に、これらのテストは、僕は、3〜6ヶ月の間だけ、集中して勉強するのが良いと思っております。たまに、1年くらい勉強する人がいるのですが、多くの方は、正しい勉強の仕方をしていた場合、点数が伸びるのは、6ヶ月くらいまでで、それ以上勉強すると、あまり伸びないのが統計です。ですので、これらの勉強をする方々には、できるだけ短期間で集中して勉強することを勧めており、できれば、1〜2回の受験で要求されるスコアを取得するように伝えています。

 

ちなみに、日本人の出願者の大きな勘違いは、この点数が高ければ高いほど、合格率が上がると思っている人がいますが、それはほとんど関係ありません。それ以外の要素を、大学院側は重視するからです。業者テスト系は、各大学院が要求するスコアをギリギリ超える位で問題ないです。

 

それ以外の要素は、願書のエッセイだったり、面接やプロジェクトなどで決まります。今回のマンハイムは、スコアは、ギリギリで超えて、後は、エッセイを提出して、大学院側から返事がきたので、合格通知と思いきや、ビジネススクールのケース・スタディが送られてきて、それに関して、面接を行うので、そこでプレゼンしてくださいという内容でした。これを受け取った瞬間、本人は、焦り始めましたが、僕は、正直「あ、こりゃ受かったな」と思いました。

 

なぜなら、世界中の多くの出願者は、IELTS、GMATとエッセイ対策しかしてない人が多く、突然のケース・スタディをプレゼンしろと言われてできる人の方が少ないからです。しかし、彼女の場合は、僕らの授業を取っており、僕らの出願対策講座は、全9回の内、最後の2回が面接対策になっています。ですので、講座でやったことを復習した上で、ケース・スタディのポイントだけ押さえておけば、まあ、落ちることはないでしょうと考えました。しかも、このケース・スタディ、2枚のPDFに長く、ケースが書いているのですが、よくよく見ると、最後に、ガイドが書いてあり、「The development of marketing strategies should be based on a thorough analysis of the initial strategic situation of a company. Think about the company's strategic situation. Which factors should be considered in such an analysis? What is the company's competitive advantage within the apparel industry? How would you characterize the way in which the company segments its market?」となっています(注:一部、固有名詞を変更しております)。面接の間で、答えるべきことと、準備することの方向性が全て指し示されているので、もう合格しているような者だと思いました。結果として、面接した後に、合格通知がきました。

 

しかし、多くの受験生(特に日本人)は、この面接とかケース・スタディが来た瞬間に何をやって良いかわからず、面接でこけるか、面接をボイコットする人も中にはいるようです。実際、このケース・スタディは、入学してからする勉強に比べると全然やさしいトピックなので、この程度は本来できなければいけないのですが、なぜか、紙のテストの勉強以上になると苦手とする人が多いです。これは、もしかしたら、「合格すること」が目標or目的になっている人が多いせいかもしれません。

 

今回の生徒さんの最終目標は、大学院卒業後の現地での就職です(希望の業界も既に決めています)。大学院合格は、通過点でしかなく、大学院での勉強もそのための通過点です。やはり、ゴールをどこにおくかどうかで、同じ、合格するための勉強でも、次に繋がる形でできるかと思います。

 

ちょうど、先週からドイツに到着し、これから新年度が始まるようです。多分、問題なく一年後の卒業時には、現地にて新しいキャリアを進み始めていると思うので楽しみです。