今シーズン(2019年)の合格結果②ドイツNo.1ビジネススクール マンハイム大学院 MBA | Kazの海外大学院留学ブログ

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合格実績:北九州市立大学外国語学部中国語学科→ドイツNo.1 ビジネススクール マンハイム大学院MBA

 

さて、前回に引き続き今回も今シーズンの合格実績についてお話したいと思います。前回、北九州市立大学出身で、スイストップ校のSt. Gallen大学MBA合格された方のお話をしましたが、この方の第1志望は、スイスではなく、ドイツのNo.1ビジネススクールのマンハイム でした。今回は、この方の出願校を絞る時から、実際の出願対策についてお話したいと思います。

 

まず、この生徒さんが、海外大学院のMBAを選ぶ際に意識したのは、MBAプログラム自体が、「International Mobility」を重視しているかどうかです。International Mobilityというのは、直訳すると国際間流動性とか国際間人事異動とか、色々、人によって訳し方は異なりますが、なぜこの点を重視したかというと、卒業後は現地就職を第一に考えているからです。ドイツで就職することは、当然、ユーロ圏で働くことになりますので、欧州でクロスボーダーな案件に関わることになる。また、雇う側も、日本人ということで、日本を中心としたアジアとの取引ができることを期待すると思います(ちなみに、この方は、中国語学科卒業で、中国への短期留学経験もあるので、中国語もある程度わかります)。

 

ちなみに、ドイツは、欧州の国の中では、歴史的に、外国人がドイツ国内の修士号を取得した場合のビザサポートの法制度は、比較的他の欧州国に比べてしっかりしている方です。数年前までは、「ドイツの大学院卒業」→「1年間働く」→「永住権取得」ということが可能でした。2013年以降は、最近の移民問題で厳しくなりましたが、教育層に対する移民政策は比較的しっかりしている方です。

 

彼女は、このInternational Mobilityが高い学校を20校くらい、選び、最終的に、前回お話しましたスイスのSt. GallenとドイツのNo.1のビジネススクールであるマンハイムのMBAを選びました(そして、両方合格)。

 

マイハイムMBAへの対策は、米国公認会計士 (US CPA)の勉強も並行しながらでしたので、1年弱くらいだったと思います。MBAに出願するには、多くの学校で、英語の業者テスト(一般的には、TOEFLかIELTS)と、ビジネススクール用の業者テストであるGMAT(Graduate Management Assessment Test)を受ける必要があります。そこで、IELTSを4ヶ月集中して勉強し、その後、GMATを4ヶ月集中して勉強し、要件とされる点数を超えました。一般的に、これらのテストは、僕は、3〜6ヶ月の間だけ、集中して勉強するのが良いと思っております。たまに、1年くらい勉強する人がいるのですが、多くの方は、正しい勉強の仕方をしていた場合、点数が伸びるのは、6ヶ月くらいまでで、それ以上勉強すると、あまり伸びないのが統計です。ですので、これらの勉強をする方々には、できるだけ短期間で集中して勉強することを勧めており、できれば、1〜2回の受験で要求されるスコアを取得するように伝えています。

 

ちなみに、日本人の出願者の大きな勘違いは、この点数が高ければ高いほど、合格率が上がると思っている人がいますが、それはほとんど関係ありません。それ以外の要素を、大学院側は重視するからです。業者テスト系は、各大学院が要求するスコアをギリギリ超える位で問題ないです。

 

それ以外の要素は、願書のエッセイだったり、面接やプロジェクトなどで決まります。今回のマンハイムは、スコアは、ギリギリで超えて、後は、エッセイを提出して、大学院側から返事がきたので、合格通知と思いきや、ビジネススクールのケース・スタディが送られてきて、それに関して、面接を行うので、そこでプレゼンしてくださいという内容でした。これを受け取った瞬間、本人は、焦り始めましたが、僕は、正直「あ、こりゃ受かったな」と思いました。

 

なぜなら、世界中の多くの出願者は、IELTS、GMATとエッセイ対策しかしてない人が多く、突然のケース・スタディをプレゼンしろと言われてできる人の方が少ないからです。しかし、彼女の場合は、僕らの授業を取っており、僕らの出願対策講座は、全9回の内、最後の2回が面接対策になっています。ですので、講座でやったことを復習した上で、ケース・スタディのポイントだけ押さえておけば、まあ、落ちることはないでしょうと考えました。しかも、このケース・スタディ、2枚のPDFに長く、ケースが書いているのですが、よくよく見ると、最後に、ガイドが書いてあり、「The development of marketing strategies should be based on a thorough analysis of the initial strategic situation of a company. Think about the company's strategic situation. Which factors should be considered in such an analysis? What is the company's competitive advantage within the apparel industry? How would you characterize the way in which the company segments its market?」となっています(注:一部、固有名詞を変更しております)。面接の間で、答えるべきことと、準備することの方向性が全て指し示されているので、もう合格しているような者だと思いました。結果として、面接した後に、合格通知がきました。

 

しかし、多くの受験生(特に日本人)は、この面接とかケース・スタディが来た瞬間に何をやって良いかわからず、面接でこけるか、面接をボイコットする人も中にはいるようです。実際、このケース・スタディは、入学してからする勉強に比べると全然やさしいトピックなので、この程度は本来できなければいけないのですが、なぜか、紙のテストの勉強以上になると苦手とする人が多いです。これは、もしかしたら、「合格すること」が目標or目的になっている人が多いせいかもしれません。

 

今回の生徒さんの最終目標は、大学院卒業後の現地での就職です(希望の業界も既に決めています)。大学院合格は、通過点でしかなく、大学院での勉強もそのための通過点です。やはり、ゴールをどこにおくかどうかで、同じ、合格するための勉強でも、次に繋がる形でできるかと思います。

 

ちょうど、先週からドイツに到着し、これから新年度が始まるようです。多分、問題なく一年後の卒業時には、現地にて新しいキャリアを進み始めていると思うので楽しみです。