『ルポ電子書籍大国アメリカ』by大原ケイ
- ルポ 電子書籍大国アメリカ (アスキー新書)/大原 ケイ
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読了。
アメリカの出版業界の概要というか、現状がざっくりとよく分かる。再販制度などがなかったり、国民性として多様性をよしとする背景など、日本をそのまま当てはめて考える訳にもいかないだろうけれど、多様性が一体どういう方向に向かっているのか知っておくのもいいかも知れない。
対岸の火事だと思っていても、ネットで繋がり始めると、国境越えてくるからね。
いずれにせよ、お気に召すまま紙の本で読書するのが贅沢という時代になりつつあるようです。。
明るい葬儀
じいちゃんが94歳で大往生を遂げた。大病もなく、天寿を全うしたじいちゃんの通夜は、ひ孫たちが走り回る明るい雰囲気の中、会式ばかりは厳粛に行われた。
すげえ、最高だよ、じいちゃん。僕も長生きして、ああいう最期を目指さなくちゃ!
iPhoneからの投稿
すげえ、最高だよ、じいちゃん。僕も長生きして、ああいう最期を目指さなくちゃ!
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3Dで見る生け花
華道を長くやっていて思うのは、その場でのみ愉しむライブな芸術だということ。
美しい写真や映像でも記録は残せるのだけど、やはり実際の遠近感などはどうしても再現されない。
となると、2Dによる写真の枠の中の空間をどう彩り、間を埋めるか、結局、それが長けていないと、どんなに絶妙な奥行きなどを表現していても関係なくなってしまう。
奥行きのない、のっぺりした作品でも、写真に収まれば勝ち。なんてこともあり得てしまう。
そこで冒頭の写真。
昔からある、右目で右の写真を見て、左目で左の写真を見るよあにすると、立体的に見えるというもの。
iPhoneのアプリで撮ったのだけど、今までの懸案が一気に晴れ渡り、胸のすく思いがした。
こんな寄り目か何か、面倒なことをせずとも、遠からず3Dカメラなどが当たり前の時代がくるかもしれない。生け花の世界は、きっとその時に愉しい画を沢山生めると思う。
いつか、3Dで見ることのできる作品集を作りたい。
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