「不安」第20節H琉球戦(後編) | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

両軍とも後半の頭から1枚交代枠を使用。

 

【讃岐HT】

20 下川太陽 → 13 前川大河

 

【琉球HT】

55 幸喜祐心 → 39 庵原篤人

 

 

 

琉球はCKからの流れからチャンスを作る。

富所悠のキックは流れたが、こぼれ球を回収して富所のスルーパス。これを受けた庵原がシュートにいくが僅かに枠を外れた。

 

 

 

55分には讃岐がCKを獲得。江口直生のキックに飛び込んできたのは奈良坂巧だーーーっ!!

 

 

ハードヒットには成功したが、コースが…

鋭いヘディングシュートは枠の上を飛んでいった。



 

さらに讃岐はその一分後、空中戦の応酬から岩岸宗志がボールを収めてポストプレー。

左に展開し、吉田源太郎のクロスに冨永虹七得意のヘディング!!

 

 

ゴール隅を狙った一撃だったが東ジョンが懸命の横っ飛びでパンチング。難を逃れた。

 

 

 

 

シュートシーン以外でドッと会場を沸かせたのはこの直後のシーン。

スルーパスに抜け出しかけた庵原篤人を追う深港壮一郎!

 

 

この後、ベーゴマのよう激しくぶつかり合う!!

ピッチ上で展開される、フィジカル自慢のけんか神輿だ!!

 

 

 

 

 

 

勝ったのは深港壮一郎!

庵原も相当フィジカルには自信のある選手だが、そこを上回ってみせた!

 

ふかみーは開幕当初と比べれば随分と逞しくなってきている…!

 

 

 

琉球は交代枠を使用。

試合中に少し傷んだか、白井陽斗を早めに下げた。

 

【琉球②】

7 白井陽斗 → 9 野田隆之介

 

琉球は岡澤昴星がドリブルからミドル砲を放ったが今村勇介の正面。

 

ここで讃岐もVOを変えてきた。

 

【讃岐①】

4 竹村俊二 → 14 吉田陣平

 

この直後だった。

琉球は岡澤の浮き球のパスに反応した庵原篤人が前に出てきた今村勇介を嘲笑うかのようなループシュート!!

 

やられた…

 

そう覚悟したが僅かに枠を外していた。

 

あっぶねぇ…

 

 

 

この直後、讃岐が反撃。

CB鈴木順也のパスをインターセプトした前川大河が一気にドリブルで駆け上がる!

 

これに反応した冨永虹七が追い越してスルーパスを受けてグラウンダークロスを放つが…!?

 

 

 

スライディングで飛び込んだ岡澤昴星の右腕に当たった!?確かに当たってるような気もする…

 

ニーナは大きな声でハンドを主張、口の動きで「ハンドぉ!!」と言っているのがわかるくらい大きな声をあげていた。

 

 

 

ちょっと可愛かったのは、審判に認められなかった後、岡澤に向かってニッコリ笑って、

 

「ハンド?」

 

訊いている(笑)。

もちろん岡澤の答えはノーだった(笑)。

 

 

 

 

この直後、琉球が左サイドから右へ展開し、右SBの高安孝幸がパスを受けてPA内へ侵入!

ここで吉田陣平がボールを奪う。

 

 

しかしこのタイミングもじんぺーの足が高安の足を刈っているように見える…!?しかし笛はなし。

 

 

微妙な判定が続く中、讃岐は2枚替え。

 

【讃岐②】

23 岩岸宗志 → 8 森勇人

18 冨永虹七 → 19 赤星魁麻

 

さらに6分後に最後の交代枠を使い切った。

 

【讃岐③】

7 江口直生 → 35 左合修土

 

左合のクロスに赤星ヘッドが琉球ゴールへと襲いかかるが枠の上。

惜しいシーンではあったが…

 

 

 

それなりに好機を創り上げる讃岐だがなかなかその機会で得点を生み出すことができずアディショナルタイム(7分)に突入する直前、琉球は守備を固める。

 

【琉球③】

10 富所悠 → 3 森侑里

24 佐藤祐太 → 18 平松昇

 

これで琉球は5バックに姿を変える。

 

そんなATだった。

 

94分、前川大河から浮き球のパスが入る。

これに合わせて動き出す赤星魁麻。

 

 

ん………!?

 


 

 

鈴木順也が赤星魁麻を倒したように見えたが…ノーファウル!

この裁定に米山監督は激昂!!

傍らに置いていたペットボトルを地面に叩きつけた!


そしてイエローカードを食らってしまう。

 

 

 

 

 

 

 



 

さらに高安孝幸が吉田源太郎にファウルを受けて傷んだ。応急処置をしている間にそのまま試合終了の笛を聞いた。

 
何とも後味の悪い終わり方に場内はザワつく。
 
 
 
落胆して挨拶に来てくれた選手たちに、バックスタンドからは檄が飛んでいた。
 
殆どが檄と呼べるものだったが、勝てないことに不満を露わにする声も今回は混じっていたように思う。
 
そんななか、森勇人がスタンドに近づいてきて熱っぽく何かを訴えている。
 
その言葉を聞き取ったサポーターは呼応するように拍手し、声を上げていた。
 
実はこの時、とんでもないことが起きていた。
 
(情報提供いただいた皆さま、ありがとうございました)
 
以下、複数の証言を基に何が起きていたかをまとめておく。



酒に酔った柄の悪い中年男性が暴言を叫び続けて挑発するように選手を呼びつけていたという。
 
「負けたら終わりなんやー!昔から応援してきよんやー!」
(昔から〜のくだりは意味不明、負けたら終わりとは降格するぞと言いたいのか)
 
これに対して森ちゃんは大きく頷いて、
 
「選手も精一杯やってて、悔しいよ!勝ちたいよ!だから一緒に闘ってほしい!」
 
そう熱っぽく話してくれたそうだ。
これに対して森コールが起こって事態は収束した。
 
しかし、これは決して美談なんかではない。
カスタマーハラスメントだ。
 
その中年男性はグループで隠し持ってた缶チューハイをしこたま飲んでマナーも悪かったという。
途中でクラブのスタッフが気づき、声をかけて注意していたようだが、聞き入れなかったようだ。
 
スタジアムは入場料さえ払えば何をしても何を叫んでも構わない、という場所ではない。
 
ルールもあればマナーもある。
 
仲間であるボランティアスタッフを騙してまで禁止されている缶の酒類を持ち込み、周りの迷惑を顧みず傍若無人に振る舞った挙句、応援すべき我々の愛する選手たちに暴言を吐き続けた行為。
 
こんなもんカスタマーハラスメント以外の何者でもない。
 
他の方々に害が及ばないよう、クラブには毅然とした態度を取ってもらいたい。

自制心も判断力もない感情剥き出しの輩なんて獣や暴漢と変わらないんだから。
 
それこそスタジアムに行くのに不安要素があっちゃならんでしょう。
 
☆三---………
 
あぁ勝てない。
運も味方しない。
主力に相次ぐ怪我人。
そして冨永虹七は神戸側の意向なのだろう、神戸に帰ることになった。
そしてこんなクソみたいな事件…
 
死臭が漂ってくる。
 
J資格喪失圏で動けず横たわる讃岐に死神の声がする。ハイエナが唾液を垂らしてこちらを見ている。
 
讃岐のチームづくりは間に合うのか?
"お家取り潰し"の刻が迫っている。
 
不安だ…
 
でも恐怖を胸にしまって前を向くしかない。
土曜日、何とかしてオレンジの呪いを解いてみせる!
 
その術は…
 
わからん(笑)。
 
…けど、力の限り抗おう。
 
 

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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