「課題」 天皇杯予選(前編) | がめがま。

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今週は天皇杯の予選となる「香川県サッカー選手権大会」の決勝戦。

小雨の降るなか年に一度、懐かしの生島での試合。
 
スーパーシードの讃岐は決勝戦からの登場で、対戦相手は高松大学でした。
 
両チームが並ぶと体格の差がハッキリと見られた。
讃岐の選手たちの身体のゴツさ、厚みが目立つ。
 
思えばJ参入初年度の10年前。
ジュビロ磐田をはじめJ1の舞台で闘ってきたような選手やチームと讃岐が対峙した時、讃岐の選手たちの線が細く見えたものでした。
 
そこから10年。
 
順風満帆ではなかったけれど、それでも進化していることが少し感じられました。
 
 
 
☆三ーーー………
 
 
 
アマチュアチームが相手とあって、讃岐はレギュラーメンバーをほぼ外したなかでスタメンを構成。
 
布陣的にはこんな感じかな?

 

 

ゴールキーパー(GK)には松原快晟。

しばらくベンチ入りの続いていた中島遼太郎はこの日もベンチメンバー。

 

センターバック(CB)は右から臼井貫太、長谷川隼、深港壮一郎。


ウイングバック(WB)、もしくはサイドバック(SB)に右が森勇人、左に左合修土。

 

プレビュー記事ではハセをボランチで起用するかと予想したがCBで使ってきた。

ただ、やはりハセは外せなかった。

また、調子はいいものの、数字が今ひとつついてきてない森ちゃんも起用。

 

ボランチ(VO)は福井悠人と吉田陣平のコンビ。

福井悠人はまさかのVO起用。

 

シャドウ(ST)には下川太陽と冨永虹七。

ニーナは故障明けで実戦を積ませたい意向か。

 

1トップ(CF)には小山聖也を起用。

 

控えには

 

【FW】

19 赤星魁麻

23 岩岸宗志

【MF】

10 川西翔太

11 吉田源太郎

13 前川大河

【DF】

3 宗近慧

【GK】

21 中島遼太郎

 

こういったメンバー構成となった。

 

 


本日は大まかな試合経過について書いておく。

写真はみたにんさん @katsu_rb3 よりご提供いただきました。

ありがとうございます!

 

 

 

讃岐はメンバーだけでなく、闘い方自体も変えてきた。

 

ここ数戦で見せていたカウンターのスタイルではなく、繋いで前進するポゼッションのスタイルで試合に入る。

これに対して高松大学は守りを固めてカウンターを狙う構え。

 

ポゼッション、といっても縦パスを入れるシーンはほぼほぼ見受けられず。

特にダブルVOが後方や横パスなど無難なパスしか出すことができず、チームとしてリズムを崩しているように感じられた。

 

 

 

そんななか、讃岐は先制点を奪われる。

 

開始から16分という比較的早い段階での失点。

カウンターからだった。一度は回避したカウンター攻撃から岩本拓也にミドルシュートを叩き込まれた。

 

ここは急造のダブルボランチの守備に問題があったと思う。

問題があったとは思うが、これはそんな起用をした米山監督の責任。采配ミスだ。

 

 

この失点の後、讃岐は下川太陽をWBに、森勇人をSTに入れ替えて多少攻撃できるようにはなったが決定的なシーンを創るまでには至らず。

 

左サイドでは左合修土の出来が最悪レベルの不調だった。パスを受けて前進すればチャンスができるシーンでは再三トラップをミスしてタッチラインを割ってみたり、ボールを握れていても放ったクロスの精度が悪かったり…折角のスタメン起用でのアピールはまったくできていなかった。

 

1トップ起用の小山聖也も完全に孤立。

 

目を覆いたくなるような展開に讃岐のゴール裏は愚痴や野次に支配されてしまう。

 

うーん、おもんない…

 

 

 

後半、かなり選手を入れ替えてくるだろうと予想したが、米山さんはそうしなかった。

代わりに闘い方をここ数戦で見せているカウンターのカタチに切り替えてきた。

 

やはり前半は少し試していた部分があったのではないか。

 

51分、讃岐はコーナーキックの流れから吉田陣平だったか、上げたクロスに冨永虹七がうまくヘッドを合わせて先制に成功する。

 

前述の通り体格差があったし、シンプルに高さの部分でも讃岐に優位性があったと思う。

高松大学は180㎝超えの選手がいなかったのではないか。

 

70分、選手交代。


【讃岐①】

35 左合修土 → 11 吉田源太郎

26 小山聖也 → 10 川西翔太


77分にも選手交代。


【讃岐②】

18 冨永虹七 → 23 岩岸宗志

20 下川太陽 → 3 宗近慧


 


78分、讃岐が逆転に成功する。

森勇人がこぼれ球を回収して冷静に流し込んだ。

今一つ盛り上がりに欠ける展開でゴール裏に飛び込んできてくれたのは非常に良かった。







ゴール裏の士気も上がり、さぁトドメの3点目…という場面でまさかのカウンターを浴び痛恨の同点被弾。

 

シュートがディフレクトしたこともあってGK松原快晟にとってはキツい失点だった。

 

失点したとはいえ、高松大学は吉田源太郎、川西翔太を捕まえることができず。







85分、源太郎のクロスに川西翔太の芸術的ともいうべきヘディングシュートが突き刺さり再度逆転に成功。

 

このリードを守り切った讃岐が何とか天皇杯への出場権を獲得した。



 

明日は各選手について書いていきますー。

 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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