今週はJ3リーグはお休み。
各地で天皇杯予選が行われております。
香川県でも天皇杯の出場権を賭けた「香川県サッカー選手権大会」の決勝戦が行われます。
カマタマーレ讃岐はスーパーシードで決勝戦からの登場。
対戦相手は香川県アマチュアサッカー界の盟主となりつつある高松大学です。
高松大学の戦績
ここまでの高松大学の結果を見ていきます。
こちらが香川県サッカー選手権大会での戦績になります。
注目すべきは準々決勝。
J参入を目指して本気の戦力補強と体制刷新を図ったアルヴェリオ高松を5-1と粉砕しています。
準決勝では大学リーグ戦・最大のライバルとなる四国学院大学との接戦を制して勝ち上がってきています。
そしてリーグ戦の状況です。
四国大学サッカーリーグはここまで4戦行われています。
まだ最大のライバルとなる四国学院大学との対戦はありませんが、ここまで圧倒的な強さを見せつけて首位に立っています。
4試合で得点21、失点は2と攻守ともに圧巻の数字です。
要注意の選手
高松大学は2月に行われる各地域の選抜チームが対戦する「デンソーチャレンジカップ」の選抜選手が7名いるチームです。
そのなかでも要注意と言えるのは10番の矢野佑介選手です。
前述のリーグ戦成績をご覧いただければわかる通り、リーグ戦では4試合連続得点。しかも8得点で、当然リーグの得点王を独走中。
彼のゴールシーンをすべてチェックしました。
裏抜けの鋭さだけでなく、DFの背中を取る動き出しがバツグンに巧く、僅かなギャップでも見つけ出して入り込む洞察力も備えています。シュートの精度も高くて危険なストライカーです。
もう一人の「矢野」、9番・矢野栄吉選手が1回生ながら大学リーグで現在アシスト王タイとなる3個のアシストと2個のゴールを決めています。
また、8番・松本琉磨選手も3アシストを決めています。
【要注意】
10番 矢野佑介選手
8番 松元琉磨選手
9番 矢野瑛吉選手
高松大学の闘い方
手数をかけずに縦に速い攻撃を仕掛けます。
パスコースをみつけると素早くミドルレンジの縦パス、スルーパスをドンドン打ってきます。
サイドアタックも得意にしており、スピードのある選手を配置してグラウンダーのクロスを多用してきます。
ハイプレスに関してもハードに追いかけてくるので注意が必要です。
予想スタメン
讃岐の次の試合は5月18日とあってベンチ外組、というよりはベンチメンバー組が主体になるんじゃないでしょうか。
展開次第でベンチ外組を起用する感じかと思っています。
リーグ戦では勝ち切れない試合が続いていたので、しっかりと「いい勝ち方」を見せて終えたいはず。
こんな布陣を予想してみました。
大学生相手なので、ポゼッションスタイルを再度チャレンジする可能性はあるかもしれませんが、あたしは直近のスタイルを踏襲すると予想しました。
見どころ
高松大学はちゃんとわかってないので、讃岐側中心で見ていきます。
讃岐の攻撃面:セットプレー
先週の初勝利を呼び込んだセットプレー。
ここでも注目です。
高さの部分では恐らく優位に立てるはず。
天候も悪そうなのでセットプレーは重要な得点源。
これからのリーグ戦を闘ううえでもセットプレーでの得点は武器にしたい。
讃岐のキーマン:6番 長谷川隼選手
19番 赤星魁麻選手
現在、讃岐のキッカーを務めるのは江口直生選手と前川大河選手。
この2人に迫る精度を誇るのが長谷川隼選手。結果を残すことで彼らに並びたいところです。
リーグ戦では決定機を何度も逃し、悔しい思いをしている赤星魁麻選手。ここで結果を残して嫌な流れを変えたいところ。逆に言えばシュートを決めるところ以外は仕上がってる。あと少し!
讃岐の守備面:コンパクトさ
高松大学の武器と言えるのはミドルレンジのスルーパス、縦パス。
これを通させないことで高松大学の攻撃の迫力は半減するはず。
いかに5-4のブロックをコンパクトを貫きパスを遮断できるか。
讃岐のキーマン:99番 奈良坂巧選手
昨季、このチームで磨き上げたカバーリング能力を活かして讃岐の守備を牽引して欲しいところ。
讃岐のその他:未出場&ベンチ外組の動向
下の表は出場時間90分以下の選手の一覧です。
まだチャンスに恵まれていない選手、怪我などで出遅れた選手たちがいかにチャンスをモノにできるか。
讃岐のキーマン:21番 中島遼太郎選手
沼津戦では試合の最初から最後までベンチで声を張ってチームを鼓舞していたという。
同じ日本体育大学出身の今村勇介選手と少しスタイルが似たタイプのGKです。
さぁいいカタチで勝利して天皇杯へと駒を進めましょう!
SANUKI UNIDO JAMAS SERA VENCIDO!
(団結した讃岐は決して敗れはしない!)
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