「相互」第11節H八戸戦(中編) | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

讃岐は後半の頭から2枚替え。

 

【讃岐HT】

18 冨永虹七 → 23 岩岸宗志

29 田尾佳祐 → 16 奥田雄大

 

ニーナは故障明けということを配慮されたのか、岩岸宗志と交代。

前半、ミスを連発していた たおけーに替えて奥田雄大が入ってきた。

 

たおけーは正直、株を下げてしまったかも…

 

 

 

後半の序盤、互いのFWが存在感を示す。

 

八戸は右WB音泉翔眞の浮き球のパスに反応したオリオラサンデーはオフサイド。

 

讃岐は吉田源太郎のミドルレンジのスルーパスに岩岸宗志が飛びかかるが惜しくも合わず。





 


カタチにはならなかったものの武器であるスピードを披露した。

 

その岩岸宗志への対応に当たった近石哲平がファウルを受けて転倒、その際に足を傷めてしまう。

スタッフからベンチに×マークが送られた。

八戸ベンチは藤嵜智貴を緊急投入する。



 

 

【八戸①】

39 近石哲平 → 2 藤嵜智貴

 

 

 

50分、讃岐は左サイドで繋ぎ吉田源太郎が相手に当ててCKを獲得。

 

2度続いた右からのCK、大西勝俉がパンチングで前川大河のキックを跳ね返す。

こぼれ球を回収した吉田源太郎の浮き球のパスに岩岸宗志が競り勝ってヘディング!

 

しかし競られていたためハードヒットとはいかなかった。GK大西勝俉にしっかり止められる。

 

 

 

吉田源太郎のドリブルに最大級の警戒を見せる八戸はげんたろーを挟撃して止めに行く。

それでもダメならファウルで止める。

 

これで得たセットプレーのチャンスを活かしたい讃岐。

前川からげんたろーにパスが出て、げんたろーがクロスを上げるがうまくいかず。

 

 

 

八戸は守りを固めつつカウンターのカタチでチャンスを窺う。

 

オリオラサンデーがクリアボールをライン際で残した!




ヘッドで飛び出してきた佐藤碧に繋ぐ!!



 

ここは間一髪奥田雄大のスライディングが間に合ったかに見えたが奥田はイエローカードをもらってしまう。


ちなみにこの日の主審・矢野浩平さんは安定したレフェリングで試合を引き締めてくれた。

 

 

 

八戸はその佐藤を下げて稲積大介を送り込む。彼もまた、藤枝時代に石﨑さんの下でプレーした「石﨑チルドレン」。

 

【八戸②】

7 佐藤碧 → 5稲積大介

 

稲積大介は左WBに入り、左WBの安藤由翔は佐藤のいた2トップの一角に入った。

 

 

 

この直後、讃岐は川西翔太からパスを受けた前川大河が前澤甲気に突かれてボールを失う。

 

 

 

ボールがこぼれた先にいたのは…

 

 

 

オ………オリオラサンデー!!

 

このタイミングで宗近慧がスリップして転倒!

 

 

 

最悪だ………

 

 

 

サバンナを疾駆する黒豹の如くオリオラサンデー!

 

 

 

サンデーは左サイドに流れた安藤由翔に展開!

安藤がグラウンダーのクロスを供給っ!

 

ここは何とか長谷川隼がカットして難を逃れた。

 

 

 

勢いに乗る八戸は柴田壮介がミドルシュート!

讃岐はブロックで弾き返す!

 

こぼれたボールを今度は岩岸宗志が拾う。

 

 

 

よっしゃ!カウンターだ!!

 

 

草子から左サイドを駆け上がる吉田源太郎にパスが出るっ!

 

しかしこのパスがずれてしまい、柳下大樹にインターセプトされてしまう。

 

八戸は奪ったボールを丁寧に繋いでいく。

柳下からACの柴田、IHの山内陸と繋がる。

山内から安藤由翔にパスが出て、前澤甲気を経由して左WBの稲積大介へと展開。

 

稲積がクロスを上げたが、宗近慧がヘッドでクリア。タッチラインに逃れたかったんだと思うが、距離が出ずに音泉翔眞に回収されてしまう。

 

丁寧に送り込まれたグラウンダーのクロスに飛び出してきたのは「讃岐キラー」前澤甲気だった…

 

 

 

突き刺さった先制点。

やってはいけない相手に明け渡した先制点…

 

 

 

ここにいた観客もそのことを理解していたのだろう。

 

意気消沈とはこのことを言うようなテンションの下がりっぷりだった。

 

やはり今の讃岐がやってるサッカーは、どう考えてもJ3最下位のクラブがやるサッカーじゃないよ…

 

 

 

偶然のタイミングだったとは思うが、ゴールが決まった直後、チャントが鳴り止んでしまった。

 

一瞬絶句するピカスタに心が折れそうになる。

 

 

 

心なしか、讃岐の選手たちも意気消沈といった雰囲気が見られた。

 

それでも切り替えていく。

まずは追いつかなくては。

選手たちは顔を上げた。

 

最後方に下げたボール。

ハセからウッチーに繋ぎ、ウッチーは浮き球のパス。岩岸宗志が頭ですらし、PAに侵入していったのは吉田陣平!!

 

しかし八戸の守備が大王イカの触手のようにからみついてシュートにすら、いかせてもらえなかった。

 

 

 

あぁ…

 

 

 

ここで選択したチャントはリナーシタ。

 

擦り切れそうな闘志を、擦り切れてでも張ってみせると声を出す。メンタルがおかしくなりそうな展開のなかで反撃を信じて…

 

 

 

気持ち 見せろ 男なら

ヤレ! ヤレ! 勝負決めろ

 

気持ち 見せろ 男なら

ヤレ!! ヤレ!! 勝負決めろ…

 

 

 

まるで自分に言い聞かせるように…

 

 

 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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